私の異文化理解は音楽から始まった

どうもwasabiです。

先日言語が大好きだという話を書きましたが、今日そのことを考えていたら自分の中である共通点を見つけました。それは、私の異文化理解に対する姿勢が、音楽を追求する姿勢そのものなのでは?と感じたからです。

 

ここで自分の音楽遍歴をちょっと書きます。

 

まず中学くらいからロックにハマり、いろんな邦楽ロックを聴くようになりました。X JAPANからエルレガーデン、アートスクール、JPOP歌手がたまに歌うロック調の曲までロックっぽいもので自分が「好き!」と思えばなんでも聴いてました。

 

音楽好きな人なら分かるー!って人多いと思いますが、自分の好きなアーティスト(推しメン)ができてくるとありとあらゆるインタビューを読み漁りますよね。当時は雑誌のインタビューがメインで、好きなバンドが何かの雑誌に載るとなれば発売日当日に書店に駆け込んで即効立ち読みしてました(笑)そして、保管用に購入。

 

そういうインタビュー中でよく「影響を受けたアーティストは?」みたいな質問があって、大体そういうところで挙げられるアーティストって50年代〜80年代初頭くらいのミュージシャンが多くて、自分はあまり聴いたことがない未知の領域なのです。

 

「好きな人が何に影響を受けたのか知りたい!」という気持ちからそのアーティストのCDを買ったり、当時はレンタルもあったのでレンタルしてとにかく聴いてみる。

 

しかし、大体最初は「え?ぶっちゃけ全然良さがわからん」となる。本当にこのアーティストから影響を受けたのか?リズムとか、リリックの感じが今のスタイルと全然違くないか?

でも、バンドのことが好きすぎるので「どーしても理解したい!」って思うと何回も聴くのです。

 

そうするとある日….「あっ!こういうことか!」って分かったりするんです。

で、大体「渋っ!!渋い!!」と自分の推しメンアーティストの根底にある人間っぽい部分が垣間見えたりして。

 

「こういうことか!」って分かる瞬間とは、もっと噛み砕いて言語化すると「こういうノリの楽しさもあるのか〜」と気づく瞬間なのです。

 

ノリっていうのはリズムだけに限らなくて、そのアーティストが持っている世界観だったり、自分が知らなかった世界で生きている人のリアリティが伝わってくるような空気感でもあります。あんまり良さが分からなかったアーティストの曲でも、「理解したい!」という積極性を持って聴き続けると、どんなアーティストの作品の中でも「その世界の中でどう楽しむのか」が分かる瞬間があるのです。そして、それを体験するにはその世界の中に一度は没入する必要があります。

 

そこから私が学んだのは「理解したい」という強い欲求は、自分が自分で決めている枠、つまり音楽でいえば「好み」という枠を超えてくるということです。そうしてどんどん新しい価値観が身についていく…。

 

ヨーロッパという日本と文化がまるで異なる場所に住んでいて、コミュニケーションや人との関わりの中でこれに似た現象が何度もありました。

 

5年前に来たばっかりの頃はドイツ人の考え方が理解できなくて、なんか嫌だな〜と思う部分もありました。コミュニケーションのスタイルが自分の好きな「ジャンル」じゃないから、ノレないわ〜的な。

 

でも、ドイツにいる限り絶対ドイツ人と関わらなきゃいけないわけで(笑)

そして、ある日例えばかなりショックを受ける言動などを受けるとします。怒ったり悲しかったり、ひとしきりそういう感情が通り過ぎると、次には「なんであの人はこんなこと言ったのだろう?」と考え始めるのです。

 

そして、オープンに議論してみる。「なんであんなこと言ったの?」と。

そうすると、お互いが理解できるんです。

 

….なんていうのは理想なんですが、異文化理解ってそんな簡単なことじゃないのが現実だと学びました。異文化理解って、最終的には理解し合えないから異文化なんだ。

 

「なんで?」という問いに対して「こうだから」と言われて分かるなら、異文化理解なんて秒で終わります。そもそも「なんで?」という問いが出てきている時点で、相手の生きている世界が分かっていないのです。

 

だから、本当に相手を理解したいと思ったら、その世界に自分が飛び込むしかないのです。それは時として「嫌だな〜」と思う相手と積極的に会ったりすることも含まれます。だから、私は異文化理解は誰にでもオススメするわけじゃありません。なぜなら、相当リスキーだし、骨の折れる、人によっては非生産的と捉われかねないことなので。でも、とにかく好奇心が強い!もし仮に目の前に開けたら不幸になるかもしれないドアがあったとしても、知りたい欲が勝って開けてしまうわ!って人にはオススメできるかもしれません。(笑)

 

そういうわけで、「う〜ん、なんか良さがわからないけど、とりあえず聴きまくる!」という音楽ファンの気合いが、私のコミュニケーションの土壌なのかもしれません。

 

そうやって、好きなアーティストの影響されたアーティスト辿っていたら洋楽に出会い、英国ロックに出会い、どハマり。次は「大好きな英国バンドのみんながどんな場所に住んでいるのか知りたい!」という気持ちが高ぶって19歳の時に初海外一人旅でロンドンへ渡航。3年後にはイギリス留学。そして今はヨーロッパをノマド。だから、自分のルーツは音楽だなって感じています。

 

 

 

 

 

 

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現在はモビリティ、インフラ、BlockchainとAI、アート関連のお仕事を中心に承っていますが、特にジャンルは問いません。

 

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