どうも、ベジタリアンのwasabi( wasabi_nomadik)です。
今日は私がよく行くベルリンの東エリアOstkreuz(オストクロイツ)にあるビーガンケバブ屋、Vöner(フーナー)をご紹介したいと思います。
ベルリンにはトルコ系移民が多く、あちこちにケバブ屋があります。こうしたケバブ屋さんはDöner(ドゥーナー)と呼ばれ、老若男女問わずベルリナーの定番メニューとして愛されているんです。日本でも原宿や上野のアメ横で大きな肉の固まりを回転しながらローストしている光景をよく見かけますよね。
通常はガッツリした肉料理であるケバブですが、このお店はその名前が示す通りVegan+Dönerを文字ったもので、全てのメニューに肉や乳製品を一切使っていないことが特徴です。(*ビーガン=絶対菜食主義)
このお店は私のうちから自転車で10分くらいの場所にあるのでよくここにケバブを食べに来るんですが、味もおいしい上にボリュームもすごい!
見てください、この量!溢れんばかりのサラダがビーガンミートと共にピタパンに包まれています。
写真で見える茶色い肉のようなものは大豆タンパク質、野菜、スパイスやハーブなどをミックスして作られているそうです。
言わなければ分からない程味も食感も肉のよう!このビーガンミートはちゃんと、ケバブ屋おなじみのあの回転するロースターにくっついてくるくると回っています。
Vönerは€4.5(約¥614)とリーズナブルで、上にかけるソースも種類を選べます。
一緒にフライドポテト(Pommes)も頼んでみました。値段は€4(約¥546)、こちらも量がすごいです。
上にかかっているのは焼いた玉ねぎとビーガンチーズ。こちらも徹底して乳製品を使っていません。このチーズは豆乳、からし、油などをミックスして作られているそうなんですが、意外なことにちゃんとチーズの味がします。
しかもこのポテトはBIO(オーガニック)なのでとってもおいしいです。ベルリンの良いところはオーガニックやベジタリアン、ビーガンに向けた料理でもご覧の通りガッツリと食べられるお店が多いのです。
日本だとオーガニックやベジタリアンな食べ物って美容やダイエットを気にする女性や環境を配慮するエシカルな人達だけが食べているイメージかもしれませんが、ベルリンはベジタリアンの人口が多く、ヒッピーからパンクスまで様々な人が様々な理由で肉や乳製品を食べないという選択をしています。
なので、ベジタリアンやビーガンだからといって「ヘルシー」とも限らず、こんなジャンクなビーガン料理が食べられちゃうのも大食いベジタリアンとしては嬉しいです。Ostkreuzには他にもオルタナティブで面白いお店がいっぱいあるのでまたブログで紹介していこうと思います!
[Vöner]
住所:Boxhagener Str. 56, 10245 Berlin
営業時間:12:00~23:00(年中無休)
最寄り駅:Sバーン Ostkreuz
この恐竜(?)が目印です。
お店レジ前にこの生き物のステッカーがあるのでお土産に是非もらっていってください。