どうも、wasabi( wasabi_nomadik)です。
突然ですが、みなさんはパソコンで何のブラウザを使っていますか?
私は今までまったくブラウザにこだわりがなく、動作が割とサクサクしているという理由だけでChromeを使っていました。
というか、そもそもブラウザってどれも似たり寄ったりで機能的にはあんまり変わり映えがないように思いますよね。
ただ最近なぜかChromeのエラーが増えていたので、どうしようかな〜と思っていたところ、「Vivaldi 1.0」という新しいブラウザが出たことを知りました。
このVivaldi、インストールしてみたら想像以上に良かったので今日は私が気に入っているVivaldiのポイントを紹介したいと思います!
元OperaのCEOが作った「友人たちのためのブラウザ」
Vivaldiは、「Opera」というパワーユーザー向けのブラウザの元CEOヨン・スティーブンソン・フォン・テッツナー氏が作ったブラウザです。日本では、公式の愛称として「テッちゃん」って呼ばれているらしいです。(笑)か、かわいい・・・
私がVivaldiに興味を持ったのは、一言で言えばテッちゃんのパッションの熱さかもしれない。
私は開発者でもなければOperaを使うようなパワーユーザでもないので、開発者などヘビーにネットを利用する人にとって近年のブラウザの機能が非個性的になっている状況がどれほど困ることなのかは分からないのですが、どうやらChrome以降ブラウザはどれも似たり寄ったりで個性がなくなってきて、少数のユーザが使っていたブラウザの機能を廃止してしまったりする動きが顕著にあったそうです。
そこで、そんな近年のブラウザ市場を無視して少数派のために立ち上がったのがVivaldi。
大衆ではなく、”自分の友達”のための新しいブラウザを作ろうということで始まったブラウザなんです。
β版が出る前から200万回ダウンロードされていたということで、注目していた人にとっては待望の正式版リリースとなったよう。
こういう運営の姿勢を知ると、妙に信頼感が湧きます。
ブラウザを自分好みにカスタムするのってけっこう時間かかるから、どうせならどんどんdigっていけるブラウザがいいですよね。
翻訳者やライター、ブロガーなど調べ物が多い人におすすめ
私がVivaldiを好きな理由はザックリまとめると以下の3つ。
- デザイン性が良くて気分が上がる!
- タブスタッキング、メモ、ウェブパネルが調べ物にGood!
- ショートカットキーをカスタマイズできる!
使ってみて、いろいろいいな〜と思うポイントはあるのですが絞ると上記の3つです。
ブラウザの速度がかなり速くて快適というのも見逃せないポイントですが、翻訳などの「調べながら作業」するマルチタスクな仕事にも向いているブラウザだと感じています。
特に、タブスタッキングという機能が面白い!タブをそれぞれほかのタブの上に重ねていくことができるんです。

そうすると、タブを関連する分野ごとにカテゴライズすることが可能なので大量のタブを開いてもごちゃごちゃになったり、「あれどこ行ったっけ?」ということになりません。これはなかなか便利です。
ブラウザのサイドにメモ(note)をとるのも簡単だし、ウェブパネルとしてサイトのページを丸ごと保存しておくこともできます。
ブログを書くときやライティングの際に参考資料をいつでも呼び出せるし、「あの情報どこかで見たけど、どのサイトだったか思い出せない!」というライターなら誰でも一度は経験したことがあるであろうピンチも防げます。
VivaldiはChromeの拡張機能が使えるので、私は好きなページを保存するツールとして「Pocket」を使っています。サイドバーにPocketを設置しておけるのがなかなか便利です。
サイドパネルにPocket。こんな感じかしら。 pic.twitter.com/NkEjOfMcaj
— Vivaldi ブラウザ (@vivaldi_jp) May 24, 2016
あとは、ショートカットキーの多さも魅力。

これ覚えればマウスほとんど使わなくても大丈夫になりそうなくらい。
私はまだまだショートカットキー使いこなせていないですが、1個覚えるだけでも作業が速くなるので、どんどん効率化をはかりたい人におすすめです!
注意点として、メインストリームのブラウザではないので、時々ブラウザに対応していないページが出てくることもあります。例えば私の現在の英語ブログ「Medium」は残念ながらVivaldi非対応で新しい投稿はできません。(しかし、これはUser-Agent Switcher for Chromeの拡張機能を使えば解決できます!)
概ね超快適なブラウザ体験をさせてもらっていますが、1つ、最近HTMLやCSSをいじりはじめるようになってから感じたことがあります。それはChromeデベロッパーツールの使い勝手がChromeに比べると劣る点。ツール自体はChrome同様に使えるんですが、ウィンドウ内での分割表示ができなくて別ウィンドウが開いてしまいます。そこは今後の改善に期待です!
それにしても、ブラウザってインターネット体験の窓口どころか、基盤となるものなのに今までどれも似たり寄ったりだったのは不思議ですね。
そういう意味でこのVivaldiは使ってみるとなかなか新鮮なネット体験ができます。MacやWindows、Linuxでダウンロード可能なので、既存のブラウザに飽きちゃった人はぜひ使ってみてはいかがでしょうか?
私もChromeでいいやと思っていたけど、本当にサクサク快適で作業も効率化できそうだし今後はVivaldiを使っていこうと思います。