おもちゃ箱のような街ベルリンに住んでいる者のリアル

どうも、wasabi( wasabi_nomadik)です。

先週、ドイツに引っ越してから3年が経ちました。

 

3年ドイツにどっぷり住んでみて分かったのは、ヨーロピアンは本当に人生の楽しみ方をよく知っているなということ。自分の精神と肉体を使って極限まで遊び、人生を楽しむ方法を知っている。

 

週末は天気がよければ昼間から公園で寝そべったり、バーベキューをしたり。とにかく話す話す。そのまま夕方になったらご飯を一緒に食べて、深夜まで誰かのアパートで飲み会。そこでもまぁよく話す話す。そこから一緒にクラブに行って翌日の朝か、残る人はお昼頃まで遊ぶ。

家に帰って数時間寝たら、友達からメッセージが来ている。

 

「今、公園でチルしてるからおいでよ!」

 

(ええー!もう復活してるんかい!)

 

彼らの体力は本気ですごい。そのまま、公園からまたクラブに行くことだってある(笑)

 

昼間からクラブがやってるのか?という質問はナンセンスだ。ベルリンという街では週末平日にかかわらず毎日どこかでエンドレスなパーティーが繰り広げられている。

この街にいると、東京にいた頃よりも圧倒的に誰かと「濃密な時間」を過ごす機会が増えたように思う。こんなふうにダラダラだべったり、一緒にパーティーへ行ったり、人と話したり過ごしたりする機会がとても多いのだ。

 

なにをそんなに話すのか?と言われれば、もちろんこんだけ長い時間人と話しまくっていたら表面的な話題はすぐ尽きる。だから、もっと精神的な話題や世の中で今起こっていること、それと自分の関係性について深いところまで話すことになる。これが、ヨーロッパの若者は政治への関心が高い理由ではないのか?とヨーロッパで生活している者の感覚レベルではそう思う。

 

そうやって頭も体が疲れ果てるまで話し、踊り、楽しい時を友人と共有して心も体も楽しい時間で満たす。すごく人間的。

ベルリンの公園をお散歩していると、友達やカップル、グループでたむろしている人たちが平日でもたくさんいる。楽しみ方も様々だ。ただ寝てる人、勝手にテント作ってそこに落書きしてる人、音楽流している人、ビールや飲み物片手にただひたすら話している人。

 

ドイツ人にとっての「友達」というのは私が考える限り、すごく深くて重い意味を持っているようだ。これだけの時間を共に過ごし、深いところまで話しまくって相手のことをよく知っていて、友達は自分のこともよく知っているわけだから、それも納得できる。

 

そして、その友達との時間の過ごし方は「波風立てずただ良い時だけを過ごす」わけではない。やっぱり、こんだけ一緒にいれば考え方の違いでぶつかるときもあるし、めんどくさいことも山ほどある。

 

こういうとき、簡単便利な東京ライフに慣れている私は、コンビニ感覚で自分の食べたいアイスだけを食べたくなってしまう。

 

自分が好きな音楽しか聴きたくなくなってしまう。自分の考えに同調してくれる人だけが欲しくなる。自分に心地よいものだけを、欲しい時に、簡単に手に入れたくなってしまい、それ以外は遮断したくなる。

 

それはそれで、楽しい。大好きなバニラ味のアイスだけ食べてれば自分の知っている美味しさを確実に楽しめて、マズい思いをすることはない。

 

今、究極に苦痛な場所にいる人には自分の好きなアイスだけを食べ続けてとにかく、この世の中にはちゃんと「幸せ」があるってことをまずは認識して欲しいとさえ思うし、私も実際そうしてきて今がある。

 

でも、ふと思う。

高校生の時、クラスに馴染めなかった時と変わってないなぁ。興味のない話に巻き込まれないように爆音のパンクロックでヘッドフォン越しに社会を遮断していたあの時と。

 

「ちゃんと話そうよ」ってメール、心ではすごく抵抗があるけれど、いつもの自分のパターンを変えないと、私はきっとずっとこのまま。だから、無視せずに返信してみる。

 

そうしてちゃんと会って話してみると、今まであれだけの時間を一緒に過ごしてきた者どうし、きちんと認め合える。「分かり合う」んじゃなくて「認め合う」が正しい。どんだけ話しても、お互いやっぱり納得いかないこともあるんだけど、「アンタはそういう人ね」って、その人の矛盾も含めて存在を認められる。

 

自分の意見をぶつけて相手のことも知って、たくさんのめんどくさいことも楽しいことも含めた濃密な時間を過ごして関係性をきちんと構築しないとできないことなのだと思う。

 

でも、それを経験したときに「この子とはこれから何があっても大丈夫だ」って思えるんだよね。それって多分、すごい幸せなこと。特に、いろんなことが不確実なこの世の中において何かを確信できるってことが。

 

ベルリンはおもちゃ箱みたいな街って誰かが言ってた気がするけど、本当にその通りだと思う。いろんな考え方を持っている人が集まって、楽しいことも理不尽なことも含めいろんな感情が同居しているカオスな街。私にとって、ベルリンでの日々は毎日が違う日で、予想は毎回ことごとく裏切られるから良い意味で「何も期待しない」がデフォルトになった。(笑)

 

そんなジェットコースターみたいな不確実な日々を楽しめているのは、一緒に楽しむ仲間が確かだからだと思う。こういうことを、私はベルリンに来て学んだ。

 

「人生において大切なことは、自分が何が欲しいのかを見極めること。」

 

とはよく言うが、私は誰も体験していないことを体験したい。もっといろんな感情や考え方を知りたい。自分の限界や枠を超えたいし、諦めたくない。

 

だって、今までマズイマズイと思ってたアイス、しっかり向き合って食べてたらある日その美味しさに気づく。「ああ、こういう味覚を刺激してるからおいしいって君たちは感じるのね、なるほど」ってなる瞬間は、新しい世界が開けた時。

 

でも、その過程は自分の「コンフォートゾーン」、つまり自分が心地よいと感じる範囲から抜けないといけないわけだから、苦痛も伴う。

 

もう覚えてないけど、すごくむか〜しに、友達とこんなことを話した。

 

「自分の芯を持ちながら、自分とは全く異なるアイデアを受け入れる柔軟さも兼ね備えるって、どうやればいいんだろうね?」

 

私は今まさにこの問題に直面していると思う。そしてこれは私の人生が与えてくれた課題だと思う。これはすごく難しくて、時々めげそうになるけど私はきっとそれができるって信じてる。なんたって、それを理解するために1番ベストな場所にいるから。

 

「人生において大切なことは、”自分” が何が欲しいのかを見極めること。」

 

“私” は誰も体験していないことを体験したい。もっといろんな感情や考え方を知りたい。自分の限界や枠を超えたいし、諦めない。

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