社会学的に見たベルリンは”反権威主義的な幼稚園”!?

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どうも、今週は何かと文章を書き続けているwasabi( wasabi_nomadik)です。

文章を書いているときは思考の邪魔にならない環境音楽やテクノ、ハウス音楽を聞いたりすることが多い私ですが、今日は作業の合間にPodcastを聴いていました。

これは“SUPERSTRUCTURAL BERLIN”という、ベルリンを社会学的に考察したガイドブックの著者、Douglas Lainに色々質問をしてみるという放送。この本は今年の9月25日に発売されたばかりみたいです。

この本ではベルリンのドラッグ文化、ナイトクラブ、アート、ニュー・エコノミーそしてツーリズム等をインフラ(社会の基盤)と捉え、これらについて著者の独自の目線と社会学的な視点で語っているそう。私はまだ彼の本を読んだ事がありませんが、Podcastを聴いていて面白いなぁと思った点を軽くまとめてみます。

Douglasはベルリンの人を“unimpressed”だと表現します。たいていのことでは驚かないと。例えばセレブがやってきて、目の前に有名な人がいてもベルリンの人は騒いだりしないことで有名なんだそうです。なので、人目を避けたい、静かに休暇を過ごしたいセレブ達が安息を求めてベルリンに来る事も多いのだそう。知らなかった・・・!私はそんなに有名な人を普段見かけないんですが、確かにこの街だと自然に風景に溶けきってしまうのも頷けるかも。

  • ベルリンは反権威主義的な幼稚園

ベルリンを一言で表すと、「反権威主義的な幼稚園」(Antiauthoritarian Kindergarden)だそうです。(笑)これは、面白い。私のパートナーはよくベルリンのことを「毎日が文化祭」だと表現しています。色々な人が日々実験的に、そして突発的にいろいろなことをしている街なのです。特筆すべきは、そうした事は主に若い人がしているということであり、中国から亡命して来たアイ・ウェイウェイを始め、面白いタイプの人間がミックスしていること、ほとんど何でも許されているということがこの街を面白くしていると筆者は言います。また、ロンドンから来た筆者にとってこの街はもっと自由にできるスペースが多く残されていて、時間の流れがゆっくりに感じるとも言っています。

  • ドラッグ文化ーリベラルとは何か?

ベルリンはドラッグに寛容な街であることは一部の人には知られていますが、筆者はベルリンはLiberal Libertarian(リベラル・リベラタリアン)というフランスの共産主義の学者が使った用語を用いて、リベラルの定義を説明します。経済的にリベラルであるということは社会的にリベラルであることと同意で、何でも許されている状態を指すそうです。リベラルだからこそ、ドラッグ文化があるのだと。 ヘロイン、コカイン等のドラッグはある意味社会から脱落した人達が興味を持つドラッグです。と、同時にヘロインは詩人のドラッグだそう。(多分、詩を書くインスピレーションになるという意味で)また、詩を必要とする人の多くも社会からはみ出しているようなアウトサイダーであることから、ドラッグへの理解があるのではないかと言っています。要するにアウトサイダーにも優しい街、ということですね。この街の多様性は確かに、カオスとも言うべき懐の深さがあります。

 

他にもアートやライティング、クラブカルチャーについても色々と面白いことを言っていましたが、詳しくは本を買って読んでみたいと思います。私はこういう話、大好きです。自分の身の回りのことを社会学的な目線で捉えると今まで言語化できなくてモヤモヤしていたことなどがパッと明るく降臨してくる瞬間があるんです。私もこうした視点でブログを書いていけたらいいなぁなんて思っています。

 

東京も、ロンドンも、パリもどんな街でもその土地特有の何かがあるオンリーワンであって、似たような場所はどこにもありませんがベルリンはその中でも群を抜いて変わっているというか、私も色々な国を旅してきましたが非常に興味深い街だと思っていますし、この話を聞いて改めてベルリンは変化が早くて、常に新しいことが起こっている新陳代謝の高い街なのだと実感します。その割にはあまり日本では注目されていない街なので、今後も色んなベルリンの魅力を私のフィルターを通して気ままに発信していこうと思います!

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現在はモビリティ、インフラ、BlockchainとAI、アート関連のお仕事を中心に承っていますが、特にジャンルは問いません。

 

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