不安定になったことがないなら「安定」を語るな。就活する前にまず考えるべきこと

崖

どうも、明日は崖っぷちなwasabi( wasabi_nomadik)です。

崖

とはいえ、不安定だと言われる働き方をしていても実は正直そこまで崖っぷちになったことはありません。

キャリアも長くないので、まだピンチを経験していないだけかもしれませんが。

 

こんな私ですが、よく色んな方からなぜ就活をしなかったのか、就活のどんなところに疑問を感じたのかを聞かれます。

 

疑問点は色々あるのですが、その中でもかなり首をかしげたのが「安定を求める」という考え方でした。

 

なぜなら、私は幸運なことに(?)不安定を知らないので「安定の良さ」とは何かが分からないのです。

 

きっと多くの人にとって「安定」というのは今のままの生活水準をキープすることかもしれません。

 

でも私にとっては、「どうして片方(安定)しか知らないのに安定がベストだと言えるのだろう?」と疑問でした。

 

日本人のほとんどが世界的に見てもかなり高いレベルの生活水準を保っています。2015年にWHOが発表した統計によると日本の乳児死亡率は0.2%だそうです。かたや世界の平均は3.4%で、実に日本の17倍の数の子供が死んでしまうような状況です。このことからも分かるように日本で私の世代に生まれた人達はほとんどが安定した生活を送っていることと思います。

 

一度親に念押しされて、しぶしぶ大学の就活相談センターに行ったことがあります。

自分の本意ではなかったけれど、就活が何か分からずに否定するのも何か違うと思ったので、「どれ、就活とはどんなものか見てみるか」と好奇心で相談員の方と話をしたら「会社四季報」の読み方やそこからどうやって「良い会社」を見つけるのかという方法を教えてくれました。

 

データ

 

相談員の方に、「3年以内の離職率が低い会社、女性労働者に優しいかどうかの評価、福利厚生の充実度などを見て、なるべく高いパーセンテージを示している会社が良い会社です。あとは株の配当とか会社の利益率なども大切です。」

 

こう言われたので、とっさに聞き返してしまいました。

 

「良い会社って、何ですか?」

 

仕事って、自分のやりたいことを実現しながら会社に貢献するものじゃないの?何が良いか悪いかなんて人によって違うはずでは?こんなパーセンテージで判断できるものなのか?

 

こう思っていたら相談員の方は言いました。「これらを総合的に見て安定している会社が良い会社でしょう」

 

この時点で、私はダメだと思いました。

「これって、完全に受け身じゃん・・・。」

どれだけ会社が安定しているかを重要視して、どれだけ会社におんぶにだっこしてもらえるかということを見極めるのが就活なのか・・・?と。

 

交差点

でも、不思議な事に学生の多くはこの「安定」というものを素直に受け入れています。

「あの企業は安定している」

「やっぱり安定が一番だよね!」といった具合に。

 

これ、戦争をくぐり抜けて来た高齢者とか、めちゃくちゃな家庭状況で貧困を経験してきた人が言うならすごく納得できるのです。不安定を経験してきたからこその、「安定」だからです。

 

不安定を何か分からないからこそ、「不安」になってしまうということは分かります。人は知らないもの、得体の知れない物を恐れます。それが人間の本能でしょう。それ自体は悪い事ではないのです。

 

でも、もし安定を語るなら、まずは不安定を知らないことには良いとか悪いとか言えないはずです。

もっと言えば、「知らないから怖いだけ」、という可能性もあります。

そして、「分からないから怖い」ということが「分かっている」のなら、その怖さを解消するために「知る」姿勢でいることがすごく大切だと思うのです。

 

なぜならビビっているままでは、言うまでもなくビビったままの人生になってしまうから。

 

何も、「全員今日から会社やめてフリーになって不安定になれ!」という話ではありません。

 

不安定を知る、というのは色々な方法でできることです。実際に不安定そうな生活を送っている人に話を聞くとか、そういう人達のブログを読んで生活を覗いてみるとか。あとは正社員から派遣社員・アルバイトになってみて、空いた時間で副業を始めてみるとか。

 

こうしてみることで世の中で言われている「不安定」な状態というのがどんなものなのか少しは掴めてくると思います。その上で初めて、自分にとっていわゆる「安定」が良いのか悪いのかを判断することが可能になるのではないでしょうか?

 

こうした経験を経て私自身思うのは、日本で言われている「不安定」なんて全然安定だな、ということです。非正規雇用が問題になっているけれど、雇用がある時点で恵まれています。

 

それに関しては、以前書いた「インドで出会った最強(最凶!?)のフリーランサーから学んだ仕事の極意」も併せて是非読んでみてください。

 

「不安定」という概念そのものが変わってしまえば、不安定も不安定とは思わなくなることだってあるのです。

私にとってこれはかなり衝撃的な体験でした。

 

だからまず恐れる前に挑戦してみても良いのではないかな、と思います。

特に若い人、私はそんな人を応援しています。

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