移動生活のメリットとデメリット

今月からポルトガルに移動してます。

コロナが日本を混乱させているという近況を日本在住の知人とLINEでやりとりしている中で「wasabiのような移動生活やリモートワークはこういう時に最強だよね」と言われました。確かに、リモートワークや住む場所に関係なく仕事ができるスタイルを確立していればいざという時にいつでもリスクを回避できます。私がこの生活に関して好きな点はそういった合理的な面です。

 

でも、私はそのLINEをしている時にちょうど移動生活のデメリットを感じている真っ最中でした(笑)

 

そのことを軽く話したら「移動生活におけるストレス」について興味があると言ってもらえてハッとしました。移動生活のメリットは見えやすく、その良さはいろんなところで語られていますがリアルな体験談ってあまりないかも?と。このテーマは同じように移動生活を目指している人やすでに実践している人に有益かもしれないと思ったので、あえてブログで返事しようと思います。

 

移動生活に対する感じ方にはフェーズがある

私の経験上、移動生活を始めたばかりの頃はあまりデメリットは感じませんでした。なぜかといえば、それ自体が全く新しい経験なので純粋に楽しい「刺激」として感じるからです。また、移動生活によってどんなメリットが得られるかも人のブログなどを読んで知っていたので、その部分にしかフォーカスがいきません。つまり、他の細かいことは気にならないわけです。これは「旅行気分」とあまり変わらない気がしました。新しい土地で、新しい人と出会い、新しい体験をする。何もかもが新鮮で、手放しで「楽しい!」と思える時期。

 

決してルーティーンにならないルーティーン

しかし移動生活も数年経つと「移動し続けることが日常」になります。

つまり、ルーティン化するわけです。しかし、舞台は旅。環境が変わるごとに様々な前提条件が変わります。個人的には「ルーティンが思い通りにいかないことがものすごく多い」ことが1番ストレスに感じるポイントです。

 

私は1〜2ヶ月ごとに住居をAirbnbなどで契約して引越しをしています。小さいスーツケースに入る分しか所持品はありませんが、アパートを引っ越しするたびにパッキングをしなおさないといけないし、忘れ物にも注意しないといけません。

 

毎回違うアパートに住むと、どこに何を置いたのかかなり意識的になっていないと絶対に何か忘れる羽目になります。(私は特に忘れ物が多いですが。)これが慣れ親しんだ家だったら、ある程度はぼーっとしててもどこに何があるかわかるし、そこに使う意識は少なめでも大丈夫なはずです。しかし、そうはいかないのが移動生活。私はどんなに気をつけていても、何かしら忘れていってしまいます…oh no..

 

前々回はとても大切なネックレスとスカーフをドイツに置いてきてしまって大焦り。

今回も、買ったばかりのお気に入りのメガネを忘れてしまったり。。。時々ホテル側が忘れ物を保管してくれなくて清掃員が持って行っちゃったりすることもあるので忘れ物をした時のストレスは結構大きいです。それが大切なものならなおさら…

 

「小さいことだな〜」って思う人もいるかもですが、日常における小さいことだからこそ余計ストレスなのです。

お気に入りのものを身につけて、好きなものに囲まれて生活するという、定住してたらできる「普通」のことができない。

 

「なんでこんな普通のことも出来ないのか!」と思うことしばしば…

フライトの時間管理も神経を使うし、フライトごとに荷物のルールも変わったりして、セキュリティチェックで数少ない所持品の中から主要アイテムを没収されたりもよくある…

 

そして毎月家を変えると、調味料などをまた一から揃えなくてはならないというストレスもあります。

私はAirbnbを利用してキッチン付きのアパートに長期滞在することが多いので、基本は自炊をしています。

大体のアパートには塩コショウ、オリーブオイルくらいは置いてあるのですがこれは物件によってまちまちです。なのでまず新しい家に着くと、必要なもののリストアップをして買い物にいくのが日課です。

 

それで私がこれまたストレスに感じるのは、買ったものを全て使い切って次の家に行けるわけではないこと。

調味料などを買っても、1ヶ月で移動するとなれば使い切ることは難しく、もったいないなぁと感じることが多いのです。普通に続く日常なら、この醤油も使い切れるのになぁ…。結局コスパめっちゃ悪くない!?

 

という感じで….笑

 

残った食材や調味料は置いておけば、次のゲストが食べれそうなものを使ってくれる場合もあるのですが基本的には清掃の時に廃棄されるのでもったいないのですよねぇ…。

 

急激な環境変化によるストレス

そして、もう一つ大きなストレスとなるのが体がその土地のリズムに順応してきたところで急激に環境を変えることでかかる負荷です。

 

ドイツにしばらくいた後に日本に長く滞在すると、慣れていたドイツとの違いに戸惑います。しかし、少しすれば慣れてきて何も感じなくなります。しかし、やっと慣れてきた頃にまた違う国へ行けば、前の国との違いに戸惑うことになります。

 

国が違えばシステムも違います。

役所での立ち回り方とか、予約のシステム、人々の間における信頼度、こうしたものを微調整しながらその国に適した方法を毎回選択することになります。

 

このようにして気を配らないといけない箇所が増えるため、気持ちはいつも忙しくて落ち着きません。

 

急激な変化の落差で、だいたい移動初日は到着してからあまり元気でないことが多く、移動日には仕事を入れないようにしています。

 

 

こんな感じで、移動生活をしている身としては感じることがいろいろあります。

それでも、ふとした瞬間に普通では感じられないような風景や体験に出会える時があります。

そういう時にもっとも自分の明るいところ(幸せ)を感じるので続けているんだろうなぁと思います。

 

どんなライフスタイルにもメリットやデメリットはあるので、やっぱり最終的には自分を知ることが鍵になってくるのでしょうね。

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2015年からドイツ・ベルリンに在住し、現在はポルトガルにも拠点を置きながら世界中を飛び回って仕事をするスタイルのwasabiがあなたのビジネスを広げるアンバサダーとしてイベント主催、MC/日英独通訳、現地リサーチからコンサルまで承ります。

 

現在はモビリティ、インフラ、BlockchainとAI、アート関連のお仕事を中心に承っていますが、特にジャンルは問いません。

 

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