こんにちはwasabiです。
みなさんは自分の民族ルーツについて考えたことがありますか?
よく海外に出ると日本人としてのアイデンティティが強まると言いますが、私もその一人で色んな文化の間にいるうちに「自分がなぜ日本から生まれたのか?」ということについて非常によく考えるようになりました。
私は19歳の時に初めての海外でロンドンに行った時以来、イギリスの寒くて暗い気候とクリエイティブでアンダーグラウンドが匂いのする感じがとても好きになり、ドイツ・ベルリンにやってきたのもそうした自分の中での「肌感」がとても合う気がしました。だから、「もしかして私は前世で寒いヨーロッパの国で生まれたのではないか?!」と思って、それを確かめたくて、「MyHeritage」というDNAテストを受けてみることにしました。
このDNAテスト、なんと自分の先祖や民族ルーツ、親戚などが見つかるのです!
DNA検査で自分の民族ルーツや遠い親戚を探せるツール「MyHeritage」が届いた!前からずっと気になってたんだけど、ノルウェー在住の方がこれやってみたらフィンランドにルーツがあったことが判明したらしく、私もドイツ近辺と何かあるのかな!?と気になったので。結果来たらブログでも紹介します〜🙌 pic.twitter.com/jNUaE5aT8Z
— wasabi (@wasabi_nomadik) May 28, 2019
一旦聞いただけでは、ちょっと怖いと感じる人もいるかもしれませんね。
まぁ、実際パンドラの箱開ける感じはあると思います。それでも知りたい!って気持ちには勝てず〜。
やり方
私はドイツで注文しましたが、MyHeritageは日本からも注文可能です。
やり方は簡単。サイトに行ってDNAキットを通販で購入します。その時にサイト上で自分のログインページのアカウント情報を作成します。DNAテストの結果はこのサイト上で確認できます。(検査が終了すると、メールでお知らせが届きます。)
キットが届いたら、DNAテストができます。中に入っている綿棒を使って自分のほっぺたの内側の粘膜を軽くこするように採って、専用のケースに入れて完了。同梱されている封筒に入れてポストへ投函するだけです。口の中の粘膜を採取するのは、気持ち悪いSF感が満載で個人的にはワクワクしました。
というわけで、結果はこんな感じでした。
自分の民族ルーツが分かるDNAテスト「MyHeritage」の結果来たー!
91,3%日本と韓国
3,9%中国とベトナム
1,9%フィンランド
1,5%メソアメリカ
1,4%中央アジア上記にルーツがあるそう!南米が入ってたのは意外だったなー!😳ドイツは入ってなかった!おもしろ! pic.twitter.com/RXUKcbdDOp
— wasabi (@wasabi_nomadik) June 25, 2019
というわけで、なかなか衝撃の結果。
91,3%日本と韓国
3,9%中国とベトナム
1,9%フィンランド
1,5%メソアメリカ(南米)
1,4%中央アジア
結構バラバラな感じで混じってますね。地図でみるとこんな分布。
自分が海外に飛び出すきっかけになったイギリスやドイツは全く入ってなかった!
というのが意表を突かれた!
1番大きなパーセンテージを占めているのは日本と韓国で91,3%。
次に多いのは3,9%の中国とベトナム。初めて中国行った時、最初からホームな感じがしたのを覚えてる。中国人から中国人だと間違われた時に、全然中国語喋れないのに日本人だと信じてもらえなかったくらい多分バイブスが通じるところがあるはず!笑 だからこれはなんかしっくり来た。中華もベトナム料理も好きだしー^^
1,9%のフィンランドは、「フィンランドはアジアにもっとも近いヨーロッパの国」なのでアジアとヨーロッパのつなぎ目としてここを通ってきたのかもしれないね。寒い国に親近感を覚えるのは、フィンランドが理由?1,4%の中央アジアもやっぱり、中間点ではあるよね。
そんで、1番びっくりしたのが1,5%の南米!
自分に南米のルーツがあるなんて考えたこともなかった。
でも、今ポルトガルにご縁ができてポルトガル語も勉強し始めたけど、ブラジルってポルトガル語なんですよね〜。で、ポルトガルには言語が同じという理由でブラジル人がたくさんいるのです。私にポルトガル語を初めて教えてくれたのも、ブラジル人だった。あれ、なんか繋がってきたかも….?
そしてMyHeritageではDNAがマッチしたユーザーを閲覧できるようになっているのですが、なんとブラジルの方がいたのです。これまたすごいつながりを発見してしまったのではないか。マッチしたユーザーには連絡を取ることも可能です。なので、今度マッチした人に会いに行ってみようと考えています。
ちなみに私はハーフでもなんでもなく親戚は全員日本生まれの日本人なはずなのですが、そのもっと遠い先祖たちは上のマップのようなルートを辿って日本にやってきたのでしょうか。いや〜夢がある!
と、私みたいな使い方をする人もいれば、離れ離れになってしまった家族を探すために使う方もいます。MyHeritageのブログには、ホロコーストの悲劇によって離れ離れになってしまった家族をこのテストによって見つけたという方もいました。
他にも、色んな理由でこのテストを受ける人がいます。
ただ、このテストはあらゆる人に手放しでオススメできるものではないことを明記しておきます。やりたい!という方は自分のDNAデータをMyHeritageというプライベートカンパニーに託し、そしてMyHeritageユーザーには自分の情報もある程度公開されるというリスクを承知の上で受けて欲しいです。まぁ実際、一企業に託す時点で何に使われるか分からないですからねぇ〜。