どうも〜。ポルトガルでは紫の桜が咲いています。
今日は1年ぶりご無沙汰なお友達とビデオ通話で近況報告をしたんだけど、「wasabiは今何やっているのか謎すぎる」と言われまして。
まぁ、自分でも何やってるか謎なのさ〜。笑
もう数年前からいろいろやりすぎてて、人に説明するときも説明できないから説明するのをやめた感じ。説明してもわかってもらえないことも多いし。笑
しかし、あまりにもいろいろやりすぎていたので力が分散しすぎているな〜って感じ、人生をシンプルにしていくために去年、オンラインサロンやYouTubeなどいろんなことを解消しました。
今は、欧州の次世代のためのインターネット空間をどうデザインしていくか?ということを毎日考え、議論し、論文を読んだり、記事を書いたりすることがメインの仕事になっています。これも、タイミングが来たら具体的にいろいろお知らせする予定です。
今まではインターネットを使ってどうビジネスをするか?ということを考えていたけれど、インターネットを使ってビジネスをしてきた身として「インターネット空間」そのものに関心が移った。現実世界と一緒で、インターネット空間にもその構造ゆえの不均衡さや個人的に納得いかないことがあるということに気づいた。
今のインターネットって、「〇〇だから仕方ないよね」みたいな空気が一部に流れてると思う。
自分のやりたいことをやるためにはSNSうまくなきゃ、とかね。全然本質じゃない部分。もちろんそこから学べることもあるから100%否定することはないけれど。
インターネットを利用するんじゃなくて、ネットに利用されてるじゃん、みたいな。
人間主体主義(Human-centric)なテクノロジーのあり方とは、人間が主体となっていくこと。つまりは自分を理解し、自分の大切なものをどこに置くか、そして置かないのかを選ぶことに他ならない。
自分のこだわりや大切にしたいものをもっと多様に表現できなければ本当の意味で社会は発展していかない。これはインターネット空間も一緒だ。私がプライバシーのことに興味があるのも、まさにそういう観点から。
こういうデータプライバシーの分野やブロックチェーンをはじめとする分散型ネットワークを信奉する人の中にはGoogleやAmazonなどの大企業をぶっ潰す!というベクトルで活動している人もいるが、私は世の中そんな風に白黒できるほど簡単じゃないだろって思う。そして、今私が気付いていることに気づくためにはこういう流れは必須だった。そして、同じように感じていろんな活動をしている人はすでにたくさんいる。だからGAFAが成し遂げてきている功績というのは人類の発展という視点で見たときにやはりデカイと思う。先輩にはリスペクト、という基本はやっぱり崩れない。
….って全然タイトルと関係ないことだらだらと書いたけど。
タイトルの伏線回収しよう。
ポルトガルはコロナの規制緩和が始まって、外に出れるようになりました。
緩和してから1番最初に仕事関係の打ち合わせ・顔合わせをしましょうってなったんだけど、その場所として指定されたのが
「公園」
笑
まぁカフェとかあいてるとこ、ないからね〜。テイクアウェイしかないし。オフィスも閉鎖。
密閉空間じゃないところで会おうってなったのでビーチか公園ということになって。笑
なんか子供の時を思い出すよ。「なになにちゃん、3時に公園で待ち合わせね!」みたいな。
しかし仕事関係のつながりで初対面の人と公園で会うってなんか不思議な気分。
ブランコ乗りながら仕事の話するんだろうか。砂場でお城作りながらお互いの悩みを話すとか?笑 それもいいね。
コロナになってから、人と会うということの価値がすごく上がったなって感じる。
誰かと会う以上、うわべだけの関係は作れない、自動的に。会うってなったら基本的に公園かどっちかの家しかないわけだから。
それと同時にオンラインで関わる人とある程度の信頼を築くためにはどうすればいいか?というのを模索中。トライアンドエラーで。