(今回はサロンメンバーによる寄稿記事をお送りします。)
wasabiの「海外フリーランス養成スクール」メンバーのベラ詩織(sormdv)です。
2017年11月から第2期して新たにスタートしたこのオンラインサロンには、現在約100名が参加しています。
日本国内だけでなく世界各地からメンバーが集まるグローバルなサロンです。
サロンの魅力はなんといっても「実践的」なところ!
ノウハウを学んで終わり、ではなく実際に行動してフリーランスとして働くことを具体化できます。
実際に私はなんの知識もなく、何をすればいいかわからない状態からサロンに加入しましたが、今はフリーランスの翻訳家兼ライターとして収入を得ています。
Contents
なぜ私がフリーランスとしてスタートできたのか:
- ドイツでフリーランサーとして活動するwasabiさんがご自身の経験を踏まえながら導いてくれるので情報が的確でわかりやすい
- 海外で活躍するフリーランサーのインタビューがライブ動画で配信されるので経験者にリアルタイムで質問できる
- サロン内で仕事紹介・求人があるので経験が浅くても仕事を得るチャンスがある
- サロン内で出される課題はフリーランスにとって必要な自己分析や新しいコネクションに繋がるものばかり
そしてサロン名に「海外」とつく通り、サロン生のほとんどが海外移住を目標としています。
ドイツ在住のwasabiさんをはじめ、すでに海外在住している人や海外経験が豊富なメンバーに直接相談や質問できるのもこのサロンの魅力の一つです。
今回はその中から海外に住むメンバー3名にインタビューしました!
海外でフリーランスとしてサロンをどう活用しているか、それぞれのリアルな海外生活をご覧ください。
メンバーの紹介
坂口 潮里さん
日英翻訳家・ライター
在住地:ドイツ、ライプツィヒ
ブログ:http://www.shiorisomewhere.com/
ツイッター:@shiorisomewhere
潮里さんは1期のサロン参加中に以前から計画していたドイツへ渡りました。
サロン内のライブ動画にも出演し、ドイツでの生活についてお話ししてくれました。
ライプツィヒの生活や情報を発信している潮里さんのブログも要チェックです。
鳥塚 英玲奈さん
アーティスト
在住地:チェコ共和国、プラハ
ポートフォリオ:http://erenatorizuka.com
ブログ : http://tori-san.hatenadiary.com
ツイッター:@erenatorizuka
アーティストとして海外フリーランスを目指す英玲奈さんは、音楽の都として有名なプラハでピアノの演奏活動も行っています。
海外でアーティストとして活動したい方は英玲奈さんの活動をぜひ参考にしてみてください。
Fukuzaki Arisaさん
フロントエンドエンジニア
在住地:ドイツ、シュツットガルト近郊
エンジニアとしてのポートフォリオ:http://arisa-fukuzaki-portfolio.de/
ブログ:http://frontendlifeinde.com/
ツイッター:@frontend_de
Arisaさんは1期からサロン内で開講されているWordPress講座の講師でもあります。
現役エンジニアのArisaさんに気軽に質問できるという贅沢な環境で、ゼロの状態からブログの開設・運用・カスタマイズができるようになりますよ。
(以下、敬称略)
今、海外で何をしているの?
【潮里】
ワーキングホリデー制度を使い、ドイツでフリーランス英日翻訳・ライターをしています。
【英玲奈】
ピアノ演奏の質を上げるため、チェコ人の先生のもとで勉強をしています。
【Arisa】
ドイツにワーホリビザで移住し、フリーランスのフロントエンドエンジニアとしてリモートワークをしています。
サロンに入ったきっかけ
【潮里】
もともとWSBIブログ読者で、セミナーに参加したことから。
ヨーロッパ圏で自立して生活したいと思っていたところにwasabiさんがサロンを始められることを知り、迷わず応募しました!!
【英玲奈】
気になるからやってみようという軽い気持ちで入りました。
海外に住み、会社に属する立場でなくなったことでフリーランスという働き方や海外で発揮できる日本人の強みとは何かを、以前よりも考えるようになったのがきっかけです。
【Arisa】
私の作成しているWordPressのオリジナルテーマをwasabiさんに売り込んだのがきっかけです。
渡独前からwasabiさんのブログをたくさん読ませていただいていて、いつかぜひ一緒にお仕事をさせていただきたいなーと思い、私からコンタクトを取って参加しました。
現在はWordPress講座とプログラミングにさらに特化した担当者ということで関わっています。
サロンはどんな風に役立ってる?

【潮里】
フリーランス生活の実用的なところから、仕事に対するモチベーションの上げ方というか、好きを仕事にする上での気持ちの重要さに至るまで全て身になってるなあと感じます。
メンバーの皆さんが頑張っているのを見て、背中を押されます。
本当に心強いコミュニティです。
【英玲奈】
フリーランサーとその駆け出しのみなさんがどのように動いているのかわかりました。
フリーランサーは一匹狼だけれど、協力し合うとある意味チームとしての発信力を持てることを知りました。
そして自分もその一人として影響を与える存在になり得るということに気づきました。
また、サロン内の「Wordpress講座」でゼロから着実にステップアップできています。
ブログを書くことで日本語で考えや文章をまとめる機会が得られ、アウトプットの習慣化に繋がっています。
【Arisa】
私のエンジニアとしてのキャリアの発展に直接サロンが役立つことがあります。
例えばサロンを通して別のオンラインプログラミングスクールの講師としてのお仕事を見つけました。
自分の働き方の感覚を掴みはじめ、クラウドソーシング以外でもリモートワークのフリーランス案件を獲得できるということを学ぶ良いきっかけになっています。
今までの締め切りに追われ、安い報酬でストレスを感じながら進めていっていたクラウドソーシングのリモートワークとは全く違い、今はやりがいがあり非常に楽しいものに変わりました!
海外に行って変わったこと

【潮里】
生活の中に充実感があるので、買い物などで発散しなくなった!
日本でいかに消費生活の真ん中に置かれていたのかがよく分かりました…
【英玲奈】
今のままで良いと認めてくれる空気が周りにあるので、等身大の自分を認められるようになりました。
【Arisa】
ドイツに来る直前は、大学卒業後すぐにドバイで1年間航空会社の客室乗務員をしていました。この仕事を通していろんな意味で自分を守るために強く自分の意見を言うことができるようになりました。
現在はドイツ語オンリーの環境にもそれなりに慣れ、色々な手続きやハプニングにも少しずつ対応できるようになってきました。
また、地方企業に応募するうちにドイツでの履歴書の書き方、形式に少しだけ詳しくなりました。
海外に行って気づいたこと
【潮里】
海外に行っても、わたしはわたしだということ。
海外に住むこと自体があまりに大きな夢だったので、住んでしまって一旦目標達成され、次の目標がなかなか見つけられなくなりました。
どこに住んでも結局は自分と向き合うことなんだなと痛感しました。
【英玲奈】
良くも悪くも個人主義。
下手に干渉されないけれど、助けてほしいと自分から声を発せば、快く手を差し伸べてくれる文化・環境。
【Arisa】
日本について
たまに帰国する国として日本はとても良いけれど、自分自身が住む国として考えるのは厳しいということや、自分は日本で企業に勤めるタイプではないと気づきました。
また、ドイツ人のパートナーと一時帰国した時の経験から彼と帰国する国としても微妙かなということにも気がつきました。
エンジニアについて
同じエンジニアでも日本とドイツで働き方が違うということに気づきました。
日本のクラウドソーシングは圧倒的にWordPressの需要が高く、開発系や新しいフレームワークへの移行は少ないです。
それに対しドイツでは企業はWordPressではなく、新しいフレームワーク(プログラミング言語のようなもの)に移行する開発系の動きが傾向として見られます。
ドイツでは最新のフレームワーク、言語の傾向を掴んでいる人がエンジニアとしてさらに需要が高いですね。
海外で困っていること

【潮里】
時々役所関係の手続きが煩雑ですが、日々の生活ではあまりないです。
美容室くらいでしょうか…笑
【英玲奈】
自分のことでいっぱいになって忙しくしていると、人との交流が少なくなりがちになるところ。
【Arisa】
ドイツでは言語に困っていますが、最近はなんとか伝えられるようになっているような気がします。
現在ビザの更新の関係でドイツの企業にも応募しています。
地方ということもあり「スキルは問題ないけどドイツ語レベルで断ります」と言われることが多いので企業就職活動には困っています。
日常生活は病院、役所関係以外は困ってなく、人生で一番ゆったりとした生活を送っています。
これからやってみたいこと
【潮里】
ドイツ企業とのお仕事!
あとドイツの親しみやすい部分や可愛らしいところをもっと発信していきたいです。
【英玲奈】
ピアノ以外にも、絵を描く、文章を書くなど、自分の好きなことや得意なことを仕事にできるまで磨きたいです。
まだ思いつきですが、ピアノ・サロンを開きたいです。
【Arisa】
もっとWeb制作の数をこなしつつ、今勉強中のフレームワークを使ってWebサービスを作りたいです。
少し専門的な内容になりますが、ReactというJavaScriptのフレームワークを極めてReactエンジニアにもシフトしていきたいです。
現状からおそらくドイツでフリーランスビザ更新をすることになると思うので、その申請も頑張りたいですね。
海外に住んでみたい人へメッセージ

【潮里】
挑戦することは勇気がいるかと思いますが、いったん飛び出してしまえばこっちのもんだな!と思っています!(笑)
あ、貯金はあるに越したことはありません。
【英玲奈】
海外に住むという選択は、人生のうちの通過点や出発点のひとつ。
現地に飛び込むことで、広がるつながりや新しい発見があります。
【Arisa】
事前に何をして海外で生きていきたいのか、どの国に移住したいのかをリサーチしてから行くとスムーズです。
移住先の国は海外であればどこでもいい、仕事はなんでもいいというのが一番移住後に悩むことになります。
私はそのことを考えずにドバイに仕事で移住し、合わない仕事・環境でとても苦労しました。
その経験から、海外に移住したい場合は自分の好きな専門スキルを見つけ、できればそのスキルを身につけてから移住したい国を調べるのが一番理想だと考えます。
移住して合わなかった、失敗したと思っても決してその経験がマイナスになるわけではなく、次の移住先では必ずそれが強みになります。
このように海外フリーランス生活を送りながら、サロンで更に自分を磨くメンバーがいます。
海外に行きたいけどどこの国がいいのかわからない人も、これから行く人も、世界各国に住んでいたり、訪れたことのあるメンバーから現地のリアルな情報を聞くことができますよ。
ちなみにこの記事内で使われている写真の一部は、サロン内の「メンバー専用ストックフォトプロジェクト」でサロン生たちが撮影したものなんです!
”私はこのサロンで「先生と生徒」という構図ではなく、自分が将来一緒におもしろいことをやっていける濃い人材、つまりは「仲間」を増やしていくつもりでメッセージを発信していきます。”
WSBI – 募集再開!「wasabiの海外フリーランス養成スクール」募集ページより引用
このWasabiさんの言葉通り、実際にメンバーがサロン内で講師をしたり、企画を出しています。
そしてメンバーが自分自身で自分の新たな可能性を引き出し、それが仕事に繋がったりしています。
最終的には個人の行動力になりますが、サロン内には自分から発言や提案しやすい環境が整っています。
海外に行ってみたい・フリーランスに興味があるという人にはもちろん、海外生活やフリーランスが自分に合うのか、今の自分になにができるかまだわからない…という方にもオススメです!