どうも、wasabi( wasabi_nomadik)です。
最近気がついたんですが、私はまだ日本からベルリンへ戻って来てまだ1か月も経っていないらしい・・・。
そっか、まだ日本から戻って3週間しかたってないのか。毎日が濃すぎる・・・自分がベルリンに1年しかいないことも信じ難い。
— wasabi (@wasabi_nomadik) March 22, 2016
日本も忙しかったけど、 帰って来てからはビザ取得などでバタバタしていたからな〜。なんだか変な気分です。
でも、そんな日常を癒してくれるアイテムを私は帰国中に手に入れてました。
それは・・・ベルリン在住の小栗左多里さんの大ヒット漫画『ダーリンは外国人』の新刊!
その名も「まるっとベルリン3年目」。
そう、小栗さんたちはもうベルリンに住んで3年目なんですよね〜。改めて、家族で海外引っ越しってスゴイなぁと思います。
小栗さんとはブログを通じてリアルでも交流を持っているのですが、いつも小栗さんから聞く小栗さん目線のベルリンのお話は面白いのです。
やっぱりこちらに長く住んでいらっしゃるので、私が知らないこともたくさん知っていてブログやライティングのインスピレーションももらっています。
そんな小栗さんの新刊を、”まるっとベルリン1年目(!?)”の在住者であるwasabiの目線で読んでみました。
以下面白いと思ったポイントを独断でまとめてみます!
いつもの見慣れた風景が漫画になる面白さ!共感できる「あるある」がたくさん!
やっぱり、いつも自分が見慣れている風景が小栗さんの絵のタッチで漫画になるのはそれだけで感動!
作品中に出て来た韓国料理屋さんの前を私はよく通るので「あーここ知ってる!」ってなったし、ベルリンのフードマーケットで「おにぎらず」を販売しているお店も見たことがあるし、買ったことがあるので「あーこの店員さん見たことある!」などついには知っている人まで出てきてビックリです。(笑)
小栗さんが電車の中に忘れ物をしたエピソードがあるんですが、そこに描かれている駅の感じも親近感が湧いて楽しい。
でも一番面白いのは場所よりも、やっぱ人ですね。人が忘れ物してテンパっている横でゆる〜く対応する駅員さんの感じとか、「あーベルリンで忘れ物したらこうなるんだろうな〜」という描写が浮かび上がってきて、なんというか勉強になりました。(笑)
意外と冗談を飛ばして来るケバブ屋の兄ちゃんとか、ドイツ人の店員さんの様子とか見ていると在住者的には小栗さんと一緒にベルリンを歩いているような気分になるし、ベルリンに住んでいない人にとってはベルリンの空気感がよく分かる話がいっぱい。私はベルリンへ戻る飛行機の中でこの本を読んでいたのですが、「あ〜また今からこのゆったりとした生活に戻るのか〜」と考えてほっこりしたのを覚えています。
トニーさんと自分の「かっこよさ」が似てて吹いたw
今回ちょっと意外だったのが、漫画を読んでいて「もしかしてトニーさんと私ちょっと似てるかも・・・?」と思うことが色々あったこと。
特に小栗さんたちが船に乗って小旅行する時に酔い止めを飲むエピソードで、トニーさんがこんなこと言っててコーヒー吹きこぼしましたw
笑いました。w
私は2年前にオランダの船で船員としてアルバイトしてたことがあるんですが、その時キャプテンに「酔うといけないから薬飲めば?」って言われて、強がって同じようなこと言った記憶があるので・・・。(そこで強がった意味が全く分からないがw)
ヨーロッパに住んでいるとたしかに「自然が一番」的なことを言う人よく見かけます。
イギリスで風邪引いたときもシロップしか処方されなかったし、ドイツでは風邪をハーブティーで治すし。
そういう環境にいると、たしかに薬飲むことに抵抗持つようになったりするので不思議です。
でも、酔い止めでビタミンCを採るのが効くっていうのは知らなかった!今度試してみよう〜。
ちなみにこのエピソードはネットでも見れます。
▶︎第5話 酔い止め
ベルリンに住んでいても知らなかった発見がある!
私は個人的に「ダーリンは外国人」の面白さは小栗さんの主観にあると思っています。今回の作品中でも、自分がベルリンでいつも見ているものや触れているものとは違うことを扱っていたので、「へぇ〜ベルリンにこんな場所があるんだ!」と発見がありました。
作品中に出てくる機械を修理するカフェ、「リペアカフェ」の話などもそうです。
あ、これもネットで読めるので是非覗いてみてください。

あとはストレス解消に車を壊す話など、けっこう衝撃ですよ!
私もやってみたい・・・。
この本を読んでいても思うけれど、ベルリンって本当におもちゃ箱みたいな街だな〜って思います。
ロンドンやパリのように伝統に裏付けされた文化がたくさんあるわけじゃないけど、皆がそれぞれ開拓民みたいに新しいことを持ち込んでやる場所。
だからこそ、色々なライフスタイルが存在するし、色々なシナジーが生まれやすいのだと思います。
そんなベルリンの空気感を感じ取れる本作、是非ご一読あれ!