お金がなければ払わなくてもいい食堂?!「Vokü」に行ってきた【ベルリン】

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どうも、wasabi( wasabi_nomadik)です。

 

ベルリン、というかドイツにいて「民主主義的だな〜」と感じることの1つに「食べ物が安い」ということがあります。

 

パンなどは1個20円くらいから買えたりしますし、野菜やそのほか生活に必要なものは大体安い。

そして、食べ物にかかる税率は7%のみ。ドイツでは標準税率が19%ですから、食品には軽減税率が適用されているのです。

 

資本主義のドイツですが、他の先進国と比べて貧乏人にもやさしいシステムになっていると思います。ベルリンは失業者やホームレスが多いですが、それに対するサポートも手厚いのです。手厚すぎて自立を促せていないという議論もありますが。

 

それはさておき、こうしたカルチャーが根付いているドイツには政治的に左寄りのパンクス達が中心となって始まったムーブメント、その名も「Volxkuche(フォルクスクッヘ)」という会があります。

 

Volxkuche(フォルクスクッヘ)は、日本語で「人々のためのキッチン」という意味で、誰でも自由にご飯を食べる事ができる会です。もともとはキリスト教がホームレスに対して慈善活動として行っていた「炊き出し」、これを英語でスープキッチンと呼びますが、これに対抗(?)するかたちで市民が始めた炊き出しです。ホームレスだけでなく「誰にでも」オープンにしようと始まったのが、みんなのためのキッチン、フォルクスクッヘなのです。

 

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とあるフォクにて。こんな感じの普通のバーが食堂に。

 

フォルクスクッヘは通称「Vokü(フォク)」または「Küfa(クーファ)」とも呼ばれます。

パンクスの集まるバーやカフェを中心に、曜日ごとにいろんな場所で食堂が開かれています。お店によってやり方が違いますが、基本的に支払いは「募金制」で自分が払いたいと思った分だけを払います。どうしてもお金がなく困っている人は、その事情を説明して払わないということも可能です。基本的には大体2ユーロ(約260円)前後の料金を払っている人が多いようです。

 

このフォクの良いところは、大体どのお店もビーガンかベジタリアン料理しか提供しないということです。

私は肉を食べないので、フォクがちょうど良いんです。たまに食事を作るのが面倒だったりするとその日にどこでフォクがやっているかを調べて食べに行ったりします。ベルリンでは大体毎日どこかでフォクが開催されていて、この前も食べに行ってきました。

 

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これで約260円。豆腐でできたスクランブルエッグがおいしかった!

 

このフォク、普通のドイツ人に聞いても知っている人があまりいないけっこうディープな情報です。

パンクスのシーンに身を置いているような人が集まる場所で行われており、コミュニティーベースで食材を調達したり資金をやりくりしているプロジェクトだからです。閉鎖的とは言いませんが、特にスクワット(建物の占拠)をしている人達はこういう活動を観光客向けのものにしたくないと考える人もいますし、写真を撮ってはいけない場所もあります。

 

なので、私もブログ上では「ここがおすすめ!」とは具体的に書きにくいですが、ベルリンに観光に来られる方で興味のある方がいれば個人的にメッセージをもらえたら教える事もできますので是非。

 

本当、面白いんですよ!

 

鋲がついたモヒカンのめちゃくちゃ怖そうなパンクスのお兄さん達がヘビーメタルのガンガンかかった「あなぐら」みたいなバーでむしゃむしゃと超健康的な「ビーガン料理」を食べているという・・・。この経験は、まじで頭がぶっとぶインパクトですよ。

 

 

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