ロンドンの次はライプツィヒとリスボンがアツイ?!その理由をiDがドキュメンタリーで紹介!

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どうも、7月からライプツィヒに引っ越すwasabi( wasabi_nomadik)です。

 

このブログでもすでに、DIYなホステルノマドワークのできる素敵なカフェ情報など、移住前から少しずつライプツィヒの魅力を発信し始めていますが今日はネットをサーフィンしていたら「まさにこれだ・・・!」という動画を見つけてしまいました。

 

それがこちら、ファッションマガジンiDが制作した”Relocate”というシリーズ

 

(動画リンクは最後に紹介)
(動画リンクは記事最後に紹介してます)

 

Nabihah Iqbalあらため、Throwing Shadeという名で知られるロンドン出身のDJ/プロデューサー/ラジオプレゼンターの女性が、「ロンドンで送っているような生活ができるロンドン以外の移住先」を探すドキュメンタリー映像です。

 

ご存知の方も多いと思いますが、ロンドンは今、家賃や生活費の物価が高騰しています。もともとロンドンに住んでいた人たちでさえ、悲鳴をあげるほど。

そこで、多くの若いイギリス人たちが安さとエキサイティングなカルチャーを求めて実際ベルリンに引っ越してきているのですが、今度はベルリンに外国人が増えすぎてベルリンも家賃が高くなってきています。まさに、ジェントリフィケーションです。

 

DJとしてロンドンのようにエキサイティングな活動ができる場所を探すNabihah
DJとしてロンドンのようにエキサイティングな活動ができる場所を探すNabihah

 

もちろん、それでもベルリンはロンドンに比べたらまだまだ家賃も生活費も比べものにならないくらい安いのですが、それよりもさらに安く住め、アートと音楽シーンが発展している場所として今注目されているのが「ライプツィヒ」とポルトガルの首都「リスボン」なのです。

 

そこに目を付けたiD、さすがです。ビデオのプロダクションバリューも素晴らしい。

 

レポーターを務めるNabihahが実際にリスボンとライプツィヒを訪れ、そこで会う人との話や自分が見たものをそのまま伝えている姿がとてもリアル。このビデオを見てもらえばなぜ私がライプツィヒに魅力を感じたのかが伝わりやすいと思ったので、ライプツィヒの部分だけ解説つきでシェアします!

 

歴史的にアートと関わりの深いコンテクストとリラックスした雰囲気

制作と展示、居住が1つにまとめてできるアーティストインレジデンシー
制作と展示、居住が1つにまとめてできるアーティストインレジデンシー

 

動画の中で最初に登場するのはオーストラリアからやって来た画家。彼は自分の好きな画家がライプツィヒに多いこと、歴史的にもアートとの関わりが深い場所であることからライプツィヒに来てみたいと思っていたのだそうです。

 

私は今回の旅で行けなかったのですが、画家の彼は「Spinnerei」という元紡績工場をアーティストインレジデンシー/ギャラリー/アトリエとして活用しているアートスペースに滞在しています。このインダストリアルかつ歴史を感じられる雰囲気こそ、クリエイティブなものに興味がある人はどこか惹かれるものがあるのでしょう。

 

そして別のアーティストはその生活費の安さも述べています。

 

大きな都市と違ってライプツィヒは小規模なため、生活のリズムがリラックスしていて、制作も自分のペースを大切にできることが魅力だそう。コミュニティの繋がりも強く、大都市では得られない魅力があるようです。

 

良いパーティー情報は非公開ー。すべてはジェントリフィケーションを避けるため

relocation_04

 

もちろん、DJであるNabihahが一番気になるのはナイトライフ。ライプツィヒではたくさんのおもしろいイベントやパーティーが開催されているという噂を聞きつけてやって来た彼女ですが、聞き込みをしてもカメラの前だと面白いクラブやパーティーの情報を喋りたがる人に会えなかったそうです・・・!

 

カメラがなければオープンになって教えてくれる人はいたそうですが、ライプツィヒの音楽シーンコミュニティでは、ジェントリフィケーションによって物価が高騰し、ライプツィヒが住みにくい場所になることや自分たちのパーティーの雰囲気が失われることを恐れているため、メディアの露出には積極的ではないということが分かりました。そのため、良いパーティーに行くためにはその情報を知っている友達をつたって行くしかないのです。

 

これ、この前ライプツィヒで泊ったAirbnbのホストもまったく同じことを言っていました。「パーティー情報を知っている人を知っている必要がある」と。

ベルリンもあの有名なベルクハインしかり、今でもパーティーの雰囲気を守ろうとする文化はありますが、ライプツィヒはどうやら筋金入りのようです。

 

しかし、ライプツィヒの良いところはまさにこのコミュニティ精神で、いったんコミュニティの一部になれば皆が協力的になってくれるのだということも彼女は知りました。

 

そして、実際に訪れたシークレットなパーティーは彼女が今まで経験したことのないほど素晴らしいものだったそう。こうした強い結束感がもたらすエネルギーやポジティブな力に、ただただ驚いたと語っています。

 

そして・・・彼女は最後に「リスボンも素晴らしかったけれど、もし選べと言われたらライプツィヒに移住すると思う。」とかなり気に入った様子でした。

 

これからのライプツィヒ情報の発信姿勢を考える機会に

このビデオや自身の体験を通じて感じたのは、メディアによって「HYPE」の手垢がついていない原石感を大切にしているライプツィヒの姿勢です。私は、世界全体のことを考えたときに、情報をオープンにしていくことで得られるメリットの大きさを信じているからこそこうして情報発信しているわけですが、同時にライプツィヒのアーティスト・コミュニティに対するリスペクトを忘れたくありません。

 

でも、自分が体験した面白いパーティーやイベント、お店、アートなどに出会ったら「伝えたい!」という情熱が湧くし、その好奇心こそが私の原動力。そして、事実ライプツィヒに興味を持っている人はたくさんいるので、情報発信をする意義はかなりあると思っています。

 

世界が資本主義であり続ける限り、グローバリゼーションとそれに伴うジェントリフィケーションは避けられないことです。ライプツィヒはまさにその問題に直面しかかっているのですが、情報発信のやり方によっては地域にとって良いジェントリフィケーションの側面を促進できるのでは?と、今日はそんなことばかり考えていました。

 

私なりに、ライプツィヒのコミュニティを尊重しながらオープンに情報を発信していくにはどんな方法がベストなのかじっくり向き合ってみようと思います。そんなきっかけを与えてくれるビデオでした。みなさんもぜひ、観てみてください!

 

(リスボン編から観たい人はEpisode1からチェック!)

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