翻訳家になれる英語のレベルって?「プロ翻訳家」の基準とは

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どうも、翻訳を生業としているwasabi( wasabi_nomadik)です。

 

最近フリーランスやベルリン関連のお問い合わせが増えてきまして、全てに答えきれていない状態です。

お返事が遅れてしまっている方々すみません。以前質問を募集した記事や、私のお問い合わせページにも記載しましたが、お仕事の相談以外で頂いたご質問は基本、今後はブログ上で回答させていただけるとありがたいと思っています。

 

なぜなら、読んでいるとけっこう似た種類の質問が多いのです。これをブログ上でシェアできたら個別で返信するよりもきっと他の人にも役立つ情報になると思います。

 

というわけで、今日は頂いたご質問の中から「翻訳家に必要な英語のレベル」について回答させていただきます!

 

英語関係の翻訳は競争が厳しくてかなり高度な英語の運用能力を求められるというイメージがあったのですが実際のところどうなのでしょうか。翻訳で生計を立てられる語学レベルはどのくらいですか?

私は読んで内容を理解することに関しては多少アカデミックな難しいものでもそこそこできると思っていますが、書くとなると同じレベルの英文がなかなか書けないです。友人間のメールは書けてもそれ以上のレベルになると難しいです。

この疑問、私も翻訳を始める前は全く同じ事を思っていました。

 

はっきり言うと、翻訳を仕事にするのに語学レベルは関係ないと思っています。

 

というのも、例えばTOEICが満点だからといって、全員が必ずしも英語をペラペラ喋れるわけではないのと同じように、TOEICの高スコアを持っていようが、英検1級を持っていようが翻訳家としてデビューしない限りいつまでたっても「翻訳の技術」は身に付かず、仕事を始めていないのでお金ももらえないからです。

 

もちろん、語学の資格は1つの大事な指標にはなりますし、実際、スコアによって仕事をもらえるかどうかの判断基準になることもあります。

 

しかし、当たり前といえば当たり前なのですが、翻訳の世界は完璧を目指したら、奥が深すぎていつまでたっても翻訳家になれないとさえ思います。肝心なのは、TOEICや英検などの資格で高得点を目指す事よりも「とにかく始める」ことではないかと思います。

 

私に翻訳を教えてくれていた先生は、「翻訳をしてお金をもらった時点でプロ」だと言っていましたが、つまりはそういうことです。

 

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それで、実際に翻訳の仕事を始めようとして求人を探してみるとブチ当たるのが「経験者のみ募集」の壁です。

 

翻訳業界の多くが経験者のみで回っていて、未経験の新参者が入る余地がないんです。

 

逆説的ですが、翻訳経験を積みたいと思っていても、経験を積める場所が本当に限られています。

 

だからこそ、翻訳においてはどれだけ流暢かとかどれだけ資格のスコアが高いかよりも「経験」の方が価値のあることなんです。

 

私より英語が上手な人なんて世の中にごろごろいますし、もっともっと英語が流暢な人なんて他にもたくさんいます。それでも、実際に不完全のままでもとにかく始めて経験を積んでいる人って案外そう多くないかもしれません。

事実、以前インタビューさせていただいた加藤さんという方は、日本で福祉の仕事を辞めて、翻訳の経験がないままベルリンに引っ越してきていきなりフリーランスの翻訳家になったそうです。

 

で、私の翻訳の先生も言っていましたが翻訳家に必要なのは意外と、「分からない事があったときに聞ける人」かもしれません。私もネイティブの友人に表現などを教えてもらってピンチを切り抜けることがよくあります。

 

今はネットもありますし、オンラインの辞書等で調べれば大体分からないことは出てきますしね!

翻訳に興味がある方は、こちらのインタビューも是非ご覧下さい。かなり刺激を受けますよ!

 

で、実際とにかく始めるって言うけどどう始めるのよ?と疑問に思った方は是非こちらもお読み下さい。小さい仕事から大きくしていく方法を書きました。

 

なにはともあれ、翻訳に限らずフリーランスには「この道筋を辿って行くべき!」という典型的なキャリアパスもなければ王道の始め方もありません。

 

自分にできることはすべてやってみる、くらいの勢いで頑張ってみてください!

 

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