海外移住先の決め手は「好き」かどうかがすべて – 私がノマドを辞める理由

どうも、wasabi( wasabi_nomadik)です。

最近ブログ更新しなくなっていますが、最近新しいカメラを買ってウキウキしているのでYouTubeはぼちぼち更新し始めました。ベルリンの生活の様子をけっこう赤裸々に映しているので、ぜひチャンネルをチェックしてみてくださいね〜^^/


ところで私のもとには時々「海外移住先を検討しているのですが、当方こうこうこういう条件で、こういう〇〇を希望しています。これを踏まえたうえでどこがおすすめでしょうか?」みたいな質問が来ます。

 

まぁ私はドイツが好きだしドイツに実際住んでいるので、自分が考えるドイツのメリットをお話することになるのですが、ドイツに2年半住んでみて思うのは「長期的な海外移住を考えるのであれば、諸々の条件ではなくその国を好きかどうかで決めたほうがいい」ということです。

 

これは、移住先を検討する際に条件で決めるなと言っているわけではありません。むしろ、その国が好きかどうかなんて住んでみないとわからないので最初の入り口として条件に見合うところに住んでみるといいと思っています。かくいう私も最初はベルリンの生活費の安さや英語が通じるといった実利的なメリットに惹かれてやってきましたので。

Photo by Shiori Sakaguchi

かつてはドイツで今後ずっと住んでいくかどうかわからないと言っていましたが、今は基本的には自分のなかで「ウロウロするのはやめてここで頑張ろう」という決心がつきました。もちろん、今もよっぽどのことがあれば別の国へ移住を考えると思うので完全に「条件」で選ぶ側面を捨てたわけではありません。

 

ただ、条件だけでその国なり都市に滞在することは長期的な海外移住を考えている人であればあまり得策とは言えないです。なぜかというと、条件が変わればその場所にいる意味を一気に失うからです。

そしてその「条件」とやらはよく変わります。

たとえばベルリンのビザの状況、現地での教育の質、物価などなど…

こうした条件だけを目的に住むと、その条件が時代の流れで変わってしまったときにそこにいる意味を失ったり、アイデンティティクライシスに似た現象が起きることもあります。

 

実は私が2016年から1年間ベルリンを離れてライプツィヒという街へ引っ越したのも、自分のなかで「自分は本当に”ドイツ”が好きなんだろうか?」という疑問を明らかにするためでした。

デジタルノマドは「条件」で動く

もちろんベルリンにはいろんな人がいて、その条件を上手に使って生きることに幸せを見出している人もいますし、それは本当にひとぞれぞれ。

Photo by Toshihiko Kawashima

私が、たとえばスペインをデジタルノマドとして滞在している時も同じです。私は別にスペインに長期的に住むつもりもないので、自分の条件に見合うものだけが欲しい。おいしいご飯、物価の安さ、あったかい気候などなど…デジタルノマドは根本的に自分の欲しいものだけを得るための最強のライフハックです。つまり、圧倒的に「ラク」なんです。

 

嫌になったら次の場所へ行けばいい。

 

それは同時に、ラクだけど長期的に根を下ろすのは難しいということ。

なぜなら長期的にどこかに根を下ろすことになればめんどくさいこともいろいろ出てくるから。当たり前のことといえば当たり前のことですが、私は2年半くらいやりたい放題やってみて、そのことに気がつきました。(笑)

 

条件で動くのは簡単です。嫌になったらポイ。

ストレスフリーで、とってもラク。

もしなにかあってもすぐポイできるから、心配もフリー。

 

このまま「ラク」なことに先が見えてしまった

いろんなストレスから解放されたくてノマドになる自由を手に入れた私ですが、ある日突然、どこにも責任を持たないことに先が見えてしまったのです。

言葉を言い換えれば、「つまらなくなってしまった」ということです。

デジタルノマドは現地のインフラを上手に利用する「お客さん」なのです。お客さんはラクですよね。

 

それが良い悪いとかじゃなく、私は根本的にきっと「困難を乗り越える」ということが好きだということです。

 

そしてこう思うのは、私の中で1つ信条にしていることがあるからです。それは、

 

「人生で迷ったら難しそうな選択を選べ」ということです。

 

自分にとって新卒でフリーランスになってどこでも働ける自由を手に入れることは夢のまた夢、本当に不可能に近いことだった。ノマド的生活をするにあたってもいろんな困難があった。不安もあった。

 

でも今こうしていられるのは、私がその時難しい選択をしたから。その決断は正しかったと思うし、今後もそれを信じていきたい。

 

だから、自分は次のフェーズへ進む時が来たんだなぁという気がしています。

それは、「ドイツで移民としてなにかを築き上げる」ということ。

 

これは、「嫌なことがあったらポイ」の考え方では達成できないことです。だから自分にとってきっとこれはやりがいがあると感じます。やったことないので。

 

私の過去のプロフィールなど読んでもらえれば察してもらえると思いますが、私は我慢が全然できない人間で、我慢したことがありません。で、今になって「じゃ、我慢してみるか!」と思い立ったわけです、やったことないから(笑)

 

ただそれは嫌なことを無理やり頑張ってみようという「ただ単に辛い試練に耐える美徳」ではなくて、「頑張ってみるか!」と思えるほどのもの、つまりは「嫌になったらポイ」を超えるものを自分の中で見つけることができたからなんです。

 

それは「ドイツが好き」ってことです。

これはもう「条件」とか「理屈」じゃないんですね。

自分の中でここにいる意味、ここに強いつながりを感じることができた瞬間から、何があっても大丈夫だと思えるようになったし、ここでやってやるという気持ちに本気でなれました。

 

私の幸せを探す「ノマド」は続く…

ブラックスーツに身を包んでやりたくない仕事はしたくない!海外に住みたい!どこでも旅しながら仕事したい!と、自分の願いを叶えるために、100%自分の求める条件を満たすためにここまでいろいろ頑張ってきました。

Photo By Toshihiko Kawashima

それが全部できるようになってみて思ったことは、「幸せは条件ではない」のかもしれないということです。少なくとも私にとっては。

 

これは、コスパを極めて便利になった世の中、その便利さは最終的に何のためにあるのか?という話に通ずるものがあると思います。

 

それはもしかしたら、理屈じゃないものを守るため、理屈じゃない幸せを感じるためかもしれないって。

 

逆説的ですが、だからこそ普段の仕事もコスパ最強に効率上げて頑張れるようになるのかなと。それを超える大事なものがあるから…。

 

これから地に足つけた展開をしていくつもりですが、そういう意味ではノマド以上にノマドというか、ノマドの時以上に仕事頑張れる気がします。

 

勘違いしないで欲しいのは、私は今更になってノマド批判をしているわけではないことです。むしろ逆で、それをやりたい!って思う人はどんどんチャレンジして欲しい。なぜなら好き勝手やった先に見えるものがあると思うから。

 

私の意見が100%正しいわけではもちろんなくて。私はこういうふうに考えるようになったけれど、そのままノマドで10年以上楽しく生活している人もいるし、その人にはその人なりの幸せがある。

 

もしかしたら私も数年したら「やっぱノマドがいい!」とか言ってるかもしれません(笑)でもどのみち1つ言えることは、そういうことは「やりきらない限りその時点での答えは出ない」ってことですね。

 

今後も私はもちろん旅をいっぱいしますし、なんなら現状日本とドイツのデュアルライフみたいな勢いで移動しまくっているくらいなのですが、「ドイツを好き」って思えた瞬間から、自分の所属する場所、そして帰る場所が明らかになった気がします。

それは単なる地理的な問題ではなく、心理的なもっと深い話。うまくいえないけれど、自分に起こった新しい変化を楽しんでいこうと思うのでした。

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