ドイツ人になる方法?クスッと笑える50のドイツあるある事例集が面白い!

how to be german book,ドイツ
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wasabi( wasabi_nomadik)です。

今日は最近読んだ面白い本をシェアしたいと思います。

それがこのAdam Fletcher著『HOW TO BE GERMAN IN 50 EASY STEPS』です。

 

 

本の内容は題名のとおり「ドイツ人になるための50の簡単なステップ」ということで、ドイツに住んだことがある人なら誰でも身に覚えがあるであろう”ドイツ人あるある”を集めた面白い事例本です。

 

この本は英語とドイツ語の2言語表記になっていて、片側から読むと英語、ひっくり返して裏側から読むとドイツ語になっています。

 

how to be german book
ドイツ語面

 

意外にも筆者はライプツィヒに関係アリ!

この本の著者であるアダム・フレッチャー氏はイギリス出身のライター。もともとブログ上でのシリーズとして始まったHow To Be Germanでしたが、ブログがヒットしたことをきっかけに書籍出版となり、SPIEGELベストセラーにも輝きました。

 

アダム氏がそもそもドイツに来ることとなったきっかけは仕事の都合だったのですが、ドイツ最初の上陸地はなんと今私が住んでいるライプツィヒだったのです!本の冒頭からそのことが書かれています。

 

<ライプツィヒに来ないか?>

<それがどこだか分かりません。>私は言った。

<東ドイツだよ。>

<ああ。えーっと、はい、行きます。>

(Introductionより引用&翻訳)

 

将来の上司となる人物から電話でこう言われたアダム氏はライプツィヒがどこだか分からないままライプツィヒへの転勤を承諾しました。ちなみに彼が転勤したのはライプツィヒを拠点とする印刷会社Spreadshirtです。実はAirbnbで知り合ったホストがまさに今この会社で働いていて、その繋がりで私はこの本の存在を知ったわけです。世界は狭いな〜と感じます。

 

イギリス人の皮肉な目線で語られるドイツ文化がクスっとくる!

ルームシューズを履く、長い朝食、保険を重要視するドイツ人、赤信号は必ず止まる、ポテトの種類がハンパない、ポテトサラダ=98%ポテト+2%サラダ、とりあえずアップフェルショーレ、栓抜き以外の道具でビールを開ける、GEZとGEMAが大嫌い、ナドナド…..。

 

ドイツに住んだことがある人なら思わず「分かるー!」と叫びたくなってしまう内容がたくさん詰まっている本書。この本が面白いのは、そうしたドイツあるあるが筆者の愛情溢れる皮肉な目線で語られていること。

 

そんな中でも私が思わず笑ってしまった項目をいくつか紹介したいと思います!

 

ドイツ人はパンにかんして”お堅い”(14.Eat German Bread)

この章では、ドイツ人がいかにパンにかんしてうるさいかを語っているのですがその表現がなんとも秀逸なんです。

 

For when I first posted some of these steps online, I neglected to mention German bread anywhere. It’s possible Germans can also insert yeast into emails, because all these angry ones kept rising to the top of my inbox. Germans are serious about their bread. This is reflected in their bread, which is serious.(14.Eat German Bread)

(翻訳)最初にドイツ人になるためのステップをブログで紹介したとき、私はドイツパンにかんして触れませんでした。ドイツ人はパンだけなくメールにイーストを仕込むことさえ可能です。なぜならそれにかんする怒りのメールが私の受信ボックスに膨れ上がり続けたからです。ドイツ人はパンにかんして厳しいです。その”お堅さ”は彼らの固いパンに反映されています。

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メールにイーストを入れるってあたり、やられた!と思いましたね。私もこんなウィットに富んだ表現ができるようになりたい(笑)

 

その続きも笑えます。

As opposed to that fluffy white English nonsense, which they see unforgivable waste of yeast.

(翻訳)イギリスの白いふわっとしたパン(イギリスの回りくどいナンセンス)はドイツ人からすれば許しがたいイーストの無駄使いと見なされる。

 

これはイギリスに住んだことのある人ならなんとなく共感できるかもしれません。イギリス人はドイツ人と比べればストレートに趣旨を述べず、天気の話や身内の話などまずはどうでもいい話を挟んでから本題に入るというステレオタイプがあるのですが、それをイギリスの「白いふわっとしたパン」で形容して、無駄話を「イーストの無駄使い」と表現しているのがたまりません…!

 

お昼休憩の挨拶は”Mahlzeit!”(15.Mahlzeit!)

ドイツではお昼休憩のときに、”Mahlzeit(マールツァイト)”という挨拶をする文化があります。MahlzeitとはMealtime=「食事の時間」という意味です。

 

筆者がドイツの職場で働き始めたとき、昼食を食べていると同僚たちに「Mahlzeit!」と言われる意味が分からず、「食事の時間?え、見れば分かるでしょ。俺が今ポテトサラダ食べてるの見れば分かるでしょ?ちょっと早いかもしれないけど朝ごはん逃したんだよ。変な目で見ないでくれよ!」と思ったそうです。

 

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Mahlzeit!

 

私もコワーキングスペースで働き始めるようになってからまったく同じ気持ちになったことがあるので思わず共感してしまいました。実は今でも「Mahlzeit!」と言われてなんと返せばいいのか分かりません。ありがとうと返せばいいのでしょうが、「食事の時間!」と言われたら、ありがとうって言うのもなんか変だし、毎回「お、おう。」としか返しようがありません。(笑)外国人が混乱するドイツ語の1つです。

 

ドイツ人は換気がお好き(32.Fenster Auf Kipp)

この章ではドイツ人がいかに換気好き(Kipper)かについて説明されています。ドイツの家は寒い冬に備えて空気を密閉する造りになっており、ドイツ人の間ではヒーターをONにし続けて換気をしないでいると窒息死すると思っている人が多いのだそうです。そのため、ドイツの家に設置される窓は10%くらい窓を開けるKippモード(写真を参照)が可能で、どんなに寒い冬でも窓を開けたままにする”換気信者”がドイツに多いのだとか。

 

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これがKIPPモードだ…!

 

私も冬にドイツ人の友達の家に泊まりに行ったら、窓がまさにこのKippモードで開いていてすごく寒かった思い出があります。でも、今では私も換気信者となり友達の家で窓を開けまくっていたら寒いからと言って今度は逆にドイツ人の友人が窓を閉めるようになりました。(笑)ドイツ人よりKipperになってしまったのかもしれません。

 

ドイツ在住者の方、住んでいたことのある方、共感出来るポイントはありましたか?ドイツに馴染みのある人におすすめなのはもちろん、ドイツの文化に興味がある人にもぜひ手にとって読んでもらいたい一冊です!

 

ドイツ語面は比較的読みやすいドイツ語で書かれているので、ドイツ語学習にもどうぞ。私はこれで音読の練習してみました。

 

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