ドイツの難民を「デジタルノマド」にするアラビア語ブログをはじめました!

ARABIC

どうも、wasabi( wasabi_nomadik)です。

やっとこさ動き出したプロジェクトのご報告です。

新年の抱負でも「サービスを起業する」ということを書いていましたが、実はこの度アラビア語でブログを始めました!

その名もDigital Nomad For Refugees(難民のためのデジタルノマド)」です!

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「いきなりアラビア語でブログってなぜ?」と思う人も多いと思うので私が一体なにを目論んでいるのか、このプロジェクトのことを簡単に説明します。

 

「ドイツで仕事が見つからない」→ならノマドになれば良くね?

私が住んでいるドイツという国は2015年に約180万人の難民を受け入れました。ドイツが難民をたくさん受け入れているということはニュースでもさんざんやっているでしょうし国際社会のなかでは知れに知れ渡っている事実だと思うので説明は不要かと思いますが、実際にドイツに住んでいる身としてドイツが難民をたくさん受け入れた影響というのはダイレクトに肌に感じています。

 

たとえば私が今通っているドイツ語学校のクラスメートは半分くらいが難民だし、普通に難民と友達になり授業を一緒に受けたり美術館に行ったりランチを食べたり…ごくごく普通に彼らと接して生活しています。普通に友達なので普段は別に「難民」だとか意識するまでもないくらい普通に私の日常に溶け込んでいます。

 

そんなふうに彼らと話していて見えてきた問題がありました。それが、「ドイツに来たけど仕事がない」という問題です。

特に私の住んでいるライプツィヒはドイツの中でも失業率が高く、ドイツ人でさえ仕事を見つけるのが大変なくらいなのでドイツ語がままならない外国人が現地で仕事を見つけようとするのはなかなか難しい現実があります。しかし彼らは国から生活保護を受けて暮らしているため勝手にもっと仕事のある街、たとえばミュンヘンとかに引っ越すことはできないのです。(そこで仕事が見つかって生活保護を受ける必要がなくなれば別。)どの街に配属されるかは難民認定されるときに自動で決められるので難民自身は住みたい場所を選べません。

 

そこで私が思ったのは、ドイツの現地で仕事がないならデジタルノマドになってドイツ以外のクライアントと仕事をしたり、オンラインで自分で仕事を生み出せば良いのではないか?ということです。つまり、私がドイツでやっていることをドイツにいる難民の人たちこそやるべきなんです!

 

そしてデジタルノマドになることの利点は、たとえ母国の戦争が終わって国へ帰ることになったとしてもそのままキャリアを続けることも可能だという点。

もちろんオンラインで稼げるようになるまで準備期間は必要ですが、生活保護をもらっている間にうちのサイトを始め情報を集めて勉強しまくれば不可能ではないのでは?

ドイツもITの人材を必要としているし、スキルのある人材が増えることはドイツにとってもプラスです。ましてやデジタルノマドになって外資を稼いでくれたらさらにありがたいことでしょう。

それなら「移民が仕事を奪う」という理論も成立しなくなります。もしかしたらヘイトを減らすことにも寄与できるかもしれない。

 

難民の間ではまったく知られていない働き方

難民の友達に「wasabiはライプツィヒで何をしてるの?」と聞かれたら私は「フリーランスで翻訳家・ライター・ブロガーをやっている」と答えます。

すると、面白いほどに100%一発で理解してもらうことは不可能です(笑)

「は?この街に仕事なんかなくね?」と言われるので「ライプツィヒに住みながらオンラインを通じて日本の会社やヨーロッパの会社と仕事ができるんだよ。」と言ってもまず理解されません。

こう言うと、「あーライプツィヒにある日本の会社で働いてるんだね!」とか言われます。そこから一生懸命どういうことなのかを説明するのですがいまいち腑に落ちてもらえていない感じが毎回非常にもどかしくどうしようかと思っていました。なにせこの説明をもう30回以上はしていますが、誰に話しても理解されず、私はクラス内で「wasabiは何やっているかよくわからない人」になっているからです。「ブログで金を稼いでいる」とか言ったらさらに混乱するのでもはや触れていません。(笑)

 

別に日本でも「デジタルノマド」という言葉自体はまったく知られていないですが、「オンラインで働く」ということや「在宅ワーク」という概念は誰もが理解できる話です。しかし、難民の人たちと話していて思ったのはおそらくこの働き方や概念自体がそんなに知られていないということです。

 

それを毎回ドイツ語で説明するのも疲れるし、説明したのに理解されないというのはもどかしい。それならアラビア語でブログ書いて全部情報開示するからそれ見てくれ!

 

というのがこのプロジェクトをやろうと思ったきっかけです。簡単に言えば、「IT初級レベルの難民向けにオンラインで働く可能性を提示するメディア」です。

イメージとしては、私がこの日本語ブログで発信しているような内容をアラビア語で書いていくということになります。

 

ドイツには難民に向けたプログラミングのコースやサイトなどもあるんですが、ほとんど全部英語もしくはドイツ語なんです。

そういうイベントにアクセスできる人というのは、難民の中でもすでにITの知識や英語ができる人のみに限られてしまいます。だからこそ、アラビア語で書くことによってそういう英語情報にアクセスできない層にこそ、まずどうして英語とITが重要なのか、そしてそれを学ぶことでどんなことを期待できるのかを示したいと思います。
次ページ:ブログを通じてすでに雇用を生み出すことに成功&実例で示していく 

“ドイツの難民を「デジタルノマド」にするアラビア語ブログをはじめました!” への 2 件のフィードバック

  1. 中東からの難民の方がリモートワークなどのクラウドを生かした仕事に対して、認知度が低いのには驚きました。
    祖国ではインターネットの規制が多いのかな?
    いろいろ気になる記事でした!

    1. そうですね〜!ネット規制も関係あるかもしれないです。ちょっと前までシリアではフェイスブックも使えなかったですし。あとは、「ノマドワーク」ってもの自体先進国の特権みたいなもので日本や欧米などのホワイトカラーの仕事をしている内輪でしか盛り上がっていないのが現実です。

      だからこそ英語情報にアクセスできない層に情報を届けてみようと思って!^^
      今後いろいろ展開していくので応援ぜひよろしくお願いします!

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