海外移住したいけどなにをすればいいかわからない人が具体的に目指すべきこと

leipzig
LINEで送る
Pocket

どうも、wasabi( wasabi_nomadik)です。

 

ライプツィヒに引っ越して約3ヶ月が経ちました。途中日本への1ヶ月滞在も挟んだのでドタバタしていましたがやっと落ち着いてきました。

最近、「海外移住したいけれどどうすればいいか教えて欲しい」というお問い合わせが急増したので本記事をリライトしました。

 

私は海外移住を試みる人全員が私と同じようなデスク仕事のノマド的働き方をするべきだとは思っていません。しかし、少なくともどこの国に移住するのであれ、いつでも国を変えて仕事を継続できる人材にはなるべきだと思っています。

 

今回は、以下もらった問い合わせを例にその理由を説明します。

私は今26歳で日本の片田舎に住んでいます。服飾の専門学校を20歳で卒業後、小学生の頃から夢だったイギリスへワーホリで2年間いきました。当初の予定であれば、その二年間で人生を決めるくらいの何かをやってみせる!(ファッション関係で)と、妙な自信とやる気だけは満々に飛び立ちました。ですが、あっという間に2年は過ぎ、思い返せば、語学学校へ2度行き、外国人の友達ができ、英語は日常会話レベルで何もなく帰国。という、渡英前の自分の勢いとはかけ離れた2年間の結果となりました。

漠然とした目標を果たせなかったのとは別に、イギリスはあまりにも好きすぎて、日本に帰りたくない病のように帰国の日も号泣してイギリスから離れました。それでももうワーホリのVISAは取れないし、学生VISAで学校に行くのもお金が無いし、という晴れない気持ちを持ちつつ日本ではフットワークを軽くいたいという判断でアルバイトや派遣で一年弱の仕事を転々としていました。実は今もその状況です。周りの友人が落ち着いていく中で、私は26歳でも未だにフワフワと、生きたい場所でやりたい事を仕事にして生きたい!と、言う事だけは一丁前に行動と矛盾したフワフワした感じで毎日が過ぎています。今すぐ叶うなら、イギリスに住みながら仕事をしたい!です。

海外へ行ってやりたい事のビジョンを見出すのは厳しいと思いますか?イラストも得意なのですが、イラストやファッション関係の仕事を全くの未経験の日本人がワーホリを生かして海外でやり、定職する可能性はあるのでしょうか?

やはり26歳でワーホリで外国行って、また上手くいかなかった場合、年齢だけがどんどん先を行って、経歴はただ外国でワーホリしてるだけの人になるのが一番怖い所です。(Mさん/26歳女性)

 

 

本文はもっと長かったので少し省略させていただきましたが、同じような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?事実、私のブログでは似たような質問を多く受け取ります。

 

  1. どうやったらイギリス(海外)に住めるのか?具体的にすべきこと、目指すべきこととは?
  2. クリエイティブ関連の仕事が未経験でもワーホリを活用してキャリアアップできるのか?
  3. やりたいことはあるけれど(もしくは今はやりたいことが分からないけど)、海外に行って失敗するのが怖い。

 

今回の質問は上記3点のポイントに絞ってお答えしようと思います。

 

海外移住は「ビザ次第」という現実を肝に命じよう。

私も最初はイギリスに戻りたかった身なので、その気持ちはよく分かります。今では最近のEU離脱や政治的に移民を排除する動向があり、残念ながらますます日本人としてイギリスへの移住が非現実的になってきています。(もちろん、お金があれば話は別。)

 

どんなにその国が好きでも、どんなに戻りたいと思ってもビザがもらえないのであれば外国人である日本人はなす術がありません。これは、認めなければならない現実です。その代わり、ビザの取りやすいドイツでフリーランサーとして生活すれば、たとえイギリスに長期的に住むことはできなくてもいつでも気軽に、片道約1万円程度でイギリスへ飛んで最長半年はイギリスに住むことができると考えました。つまり、ドイツとイギリスの二拠点生活です。

 

それが当初私がドイツを行き先として選んだ理由の一つだったのです。(結果的にドイツの方が気に入ってしまったので今はイギリスに住みたいとは考えていませんが。)

 

そんな移民に優しいドイツはEUで移民を受け入れることとヨーロッパを統一することで恩恵を受けている国だからこそ移民に優しいという背景があります。

 

その点で、当面移民受け入れに寛容であろうドイツを拠点として選んだことは間違いではなかったと思っていますが、同時にいつビザを切られるか分からない緊張感とともに暮らしています。それを思い知らされたのが、先日発表されたオランダの労働許可発行中止のニュースです。

 

オランダといえば、最近日本人に特別に労働許可が降りるようになってビザなしで就労が可能になったことから注目を浴びていた場所。それが、急になんの連絡もなしに中止になってしまったのだそうです。(詳しくはオランダで個人事業主をしているマリさんのブログをチェック!)

 

 

これはなかなかショッキングな出来事でした。ドイツは近隣国なので身近な問題に感じます。もしドイツで同じことが起こったとき、ドイツにこれ以上滞在できないのに、仕事の関係でドイツを離れられない状況に陥ったとしたらパニックです。

 

そういうとき、世界共通で通用する「スキル」があれば他の国へ移住、転職、または新しくフリーランサーとして生活を継続することができます。それはデジタルだけには限りません。私は実際ドイツの会社で働いた後、シンガポールへ転職した女性を知っています。彼女にとって、シンガポールからまた違う国に転職することはそう難しくないでしょう。

 

そして、海外で日本人が自力で生きていくには多かれ少なかれ「終身雇用の定職」という考え方を捨てた方が良いと思います。なぜなら外国人が海外で生きる根本そのものが全然「安定」も「保証」もされていないからです。それは、ビザの件からも明らかです。

 

海外では自分が何を提供できるか、どんなスキルを持っているかがすべてです。これはフリーランサーも会社員も変わりません。

 

それで、具体的にどんなスキルを身につけるべきか?

もし、今後どうしてもイギリスに住みたいと考えるのならば質問者さんの場合は最終的に「デジタル・ノマド」を目指すべきだと思います。そうすれば、上記で私が紹介したような半年イギリスに滞在するというスタイルは可能なはずです。ファッション関係については何をしたいかによって話が変わってきますが、イラストは間違いなくデジタルノマド的なやり方でビジネスにすることが現実的です。(イラストレーターとしてフリーランサーになりたい方はベルリン在住イラストレーター高田ゲンキさんのブログを熟読してください。)
これまたゲンキさんもブログ上で口を酸っぱくして何度も言っていることなのですが、海外で強みとなるスキルは「英語」と「IT」だと私も強く同感します。なので、クリエイティブ関連の仕事が未経験だけれど将来海外で好きなことをしながら生きていきたいと考える人は「英語」と「プログラミング」を今から勉強しましょう。

sponsored link

 

「英語は分かるけど、なぜプログラミング?」と思う人もいるかもしれません。でも、プログラミングができるということは「アイデアを自分で形にできる」ということです。仕事としての需要があるのはもちろんですが、プログラミングができればファッション関係であれイラストであれ自分のやりたいことをビジネスにしたいと考えたとき、自分自身で形にしていくことができるのです。

 

これは今すぐピンと来ない話かもしれませんが、私自身ブログを展開させていく上でプログラミングの重要性をとても感じています。「wasabiさんはこれから何を目指していくのですか?」という質問を以前複数の方からいただいたことがあるのですが、私は今後ブログや翻訳と並行しながらプログラミング(具体的にまずはウェブデザイン)を学んでいく予定です。

 

学習を始めてから間もないですが、今は自分が知らなかった世界や新しい知識を学ぶのが純粋に楽しいです。

すべての人がプログラミングやデザインに向いているわけではないと思いますが、自分が好きなことが分からない、海外へ移住したいけどまずなにをしたら良いかわからないと考えている人は、好きなことを見つける足がかりとしてIT路線で一歩を踏み出してみるのは良い考えです。

 

プログラミング学習といっても、何から始めたら良いか分からない人はTechAcademy [テックアカデミー]のようなプログラミング講座を利用してみても良いでしょう。TechAcademyは未経験からでも学べるオンラインの講座で、最短4週間からプログラミングの知識をつけることができるらしいので、ここで基礎と勉強の仕方を学んで独学で伸ばしていくのもアリでしょう。私は今のところ独学でやっていますが、分からないことを聞けるメンターがいれば学習速度がグッと上がることは間違いないです。私も仕事を落ち着けたらどこかのタイミングでがっつり1ヶ月くらいブートキャンプに参加する機会を狙っています。


そして「英語」の面では、英語ブログでの発信を積極的に行っています。私が一番好きなのは「メッセージ発信」なので、ブログや本の執筆、講演会などをしながら「発信者」として自分が世界で感じたこと、個人がもっと幸せに生きるためのヒントなどを伝えていきたいです。

 

ちなみに英語の学習なら、私もかかわりがあるDMM英会話がおすすめです。

省略してしまった質問者さんの文章内に、ネイティブの友人がいないと書かれていましたが、ここで英語をブラッシュアップして移住に備えると良いでしょう。


DMM英会話をおすすめする理由はこの記事を参考にしてみてください。

未経験でもワーホリでキャリアアップは可能。でも、もちろん準備は必要。

ゼロから始める人にとってこれらは今すぐに身に付くスキルではないことは確かです。ただ私は、長期的な海外移住を考えている人、なおかつクリエイティブなことで生きていきたい人は特に最終的に英語とプログラミングの知識を得ることを目標にするべきだと思っています。

 

でも、今すぐにはそのスキルがないけれどワーホリに行きたい!と考えている人。そう思うならぜひ、ワーホリには行きましょう。

行ってみないと、私が言っている話が実感として湧かない部分もあるかもしれません。行ってみればさらに長期的な海外移住へのモチベーションになるかもしれないし、自分にとってこれから必要なことを自分で理解できるチャンスかもしれません。

 

実際、私はプログラミングができずに就職すら未経験のままドイツへワーホリで移住して今はフリーランスビザで翻訳者&ライターとして生活しています。

 

ただ、「就職未経験=スキルがない」こととは違います。

 

私はドイツに移住するために「準備」はしました。具体的には翻訳者としてお金を稼げるレベルの英語力とライターとして文章を書く日本語力です。これも、プログラミング同様「スキル」と言えます。

 

また、そうしたスキル以外にも海外移住に向けて準備することは移住をどんどん現実的にします。

 

私の場合、ワーホリに行く前は家賃と食費が払える程度の報酬が確実に入ってくるようにクライアントを探したりクラウドソーシングでお金を稼ぐ手段を確保しました。

 

そして、ワーホリ行きを決めた半年前くらいから毎月翻訳とライティングのアルバイトで稼いだお金を月々最低5万円貯金していました。実家暮らしでしたが、そのときは交通費や携帯代金など除いて食費と自由に使えるお金は毎月2万円くらいしかなかったと思います(笑)

 

でも、移住という目標が目の前にあると辛くても頑張れるのです。移住してハッピーになったことは事実ですが、移住に向けたプロセスそのものが私を強くしてくれたと感じています。あの辛い時期を乗り越えたからこそ、今では生きるためならなんでもできるという自信があります。

 

なので、海外に生きたい!と考えている人は上記のような「準備」をしてからワーホリを目指すのが賢明だと思います。

そして、海外に移住してからも次のステップに行くためのスキル向上、つまり第二の準備をし続ければいいのです。それが私にとってはウェブの勉強だったりします。

 

質問者さんは「経歴はただ外国でワーホリしてるだけの人になるのが一番怖い」と言っていますが、本当に海外に住みたいだけならばワーホリでアルバイトしながら生きていくことも受け入れられるはず。でも、質問者さんが欲しいライフスタイルはおそらく海外・日本問わず「好きなことで生きていく」ということなんです。

 

だから、いったん「海外移住」というキーワードは外して、日本でファッションやイラストなどやれるだけやりたいことに飛び込んでみる。これが、ITスキル習得と並行しながら一番最初にやるべきことではないでしょうか?

 

すでにワーホリを経験し、どうやって継続的に自分の好きなことで、そして海外で生計を立てていくべきか考えなければいけないという事実に直面しているのだから、あとはやるだけです!これを達成できれば、苦いイギリスへのワーホリも燃料として有効に消化できますよ。

sponsored link

LINEで送る
Pocket

2 Comments

  1. プログラミング(Webデザイン)とかかれてありますが、コーディングの間違い?コーディングは精度を問わなければ誰でもできるようになりますが、プログラミングは2人に1人は不向きとも言われていて、アイディアを形にできるレベルまで到達する人は一握りでしょう。

    • 「プログラミング」という言葉をあえて使っています。なぜならプログラミングができる人はコーディングもできますが、逆は必ずしもそうとは限らないからです。コーディングできるだけでも仕事はありますが、海外に長期的に住むとしたら最終的にできるだけ高いレベルを目指す姿勢が必要だと思います。(実際にできるようになるかどうかは別として。)私もまずはコーディング、そこからプログラミングまでできるようになりたいと思っています。

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*



*