生活費ほぼゼロで生きてる友達を尋ねに「ケムニッツ」に来たよ

どうも、ミニマルな生き方に興味があるwasabi( wasabi_nomadik)です。

今週末から、ドイツ・ザクセン州の「ケムニッツ(Chemnitz)」という街へ来ています。

ベルリンからバスで3時間半くらいの場所にあるんですが、きっと多くの人が名前さえ聞いた事がないはず。

それもそのはず、ケムニッツの観光名所(?)と言えば、このカラフルな煙突と、巨大なカール・マルクスの頭の銅像くらいのようです。

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しかも、カール・マルクスは一度もケムニッツを訪れたことがないというからこれまた驚きです。なぜ?って感じ。(笑)

聞いたところによるとケムニッツは難民の受け入れに反対な人が賛成派よりも4倍多いらしい。ドイツの中でもけっこう保守的なところらしく、リベラルなベルリンとは全く雰囲気が違います。壁崩壊後みんな西へ移住してしまったので、この土地に残っているのはお年寄りばかり。かろうじて大学があるので学生の人口はそれなりにありますが、あちこちに空き家があって、街は若干ゴーストタウン化しています。

 

なぜ今回私がそんな突拍子もない場所に来たかというと、ここに住んでいる友達に会いに来たためです。

ちなみに、私の友達は、スーパーの廃棄処分になった食品をゴミ箱から拾って食べて、食費はほぼゼロで生活しているフリーガン

 

フリーガンについては過去に詳しく記事を書いたのでこちらを読んでいただくとして・・・。

友達の家の玄関
友達の家の玄関

 

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ここで衝撃の事実を知らされます。

この家、なんと家賃タダなんだとか・・・!

なぜ家賃が無料なのかと聞いたら、「このビル全体を買った人が、忙しすぎて家賃を回収する暇がない」とのこと。なんだその理由は・・・!(笑)

とは言え、ケムニッツは人気のない街であまり住みたがる人がいないので、周りは空き家だらけ。多分、この家を不動産投資に買った人が、いつかケムニッツの地価が上がったときに売却するために所持しているだけで家賃回収には興味がないのかもしれません。

 

なんたって、このビル全体は約200万円くらいで買われたそうです。ひとつのビルですよ!不動産安すぎます。きっとケムニッツ以外にも、こうした土地が異常に安くなった旧東ドイツの街はたくさんあるんでしょうねぇ・・・。

 

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友達は8人の人達とWG(共同生活)していて、みんなほとんどフリーガン的な生活をしています。一緒にダンプスターダイブ(ゴミ箱から食品探し)をしたり、家の補修をしたりとあらゆる面で助け合いながら生活しているそうです。実際、家はかなり古く、一見すると廃墟を占拠したスクワットだと思ったほどです。WGしている一人の友達は勝手に地下にクラブを作ってしまったとか(笑)日本だったらこんなことなかなかできないですが、かなりカオスな空間で、みんながやりたいことを自由にできる家になっていました。しかも、生活費は無料です。こんな生活がドイツの主流というわけではないですが、普通の若い人達がこうやって暮らしているのを見ると、人生いろいろな生き方ができるものだなぁと改めて気づかされます。

 

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早速部屋に着くと、友達の他の友達が壁にペイントをしていました。

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自由に描いて良い壁がたくさんあるなんて、絵描きには最高のシチュエーションですよね。私はゴミからアドベントカレンダーを作ってみました(笑)

 

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プチプチ包装の、アレです。クリスマスが近づくごとに1プチしていく仕様。「このアイデアは素晴らしい!」とみんなで盛り上がりました。

 

 

友達作のウォール・アート
友達作のウォール・アート

 

ここでのステイで出会った人にはたくさん感化されました。みんなやりたいことをやっていて、それがアートであろうが何だろうが名前は関係ないっていう感じの態度がビシバシ伝わってきました。本当にそれぞれが自由に生きています。

 

彼らは、お金がないから仕方なくこういう生活をしているのではなく、フリーガン的な思想があってこの生活を選んでいるんですね。だから、ゴミ箱から食材を拾うときも乳製品や肉は拾いません。

 

「お金がなくても生きられる」のではなくて、「お金がなくても”善い”生活ができる」ということを証明してくれているかのようです。

 

もちろん、共同生活にはそれなりの悩みもあるでしょうし、家は老朽化が進んでいるのであまり住環境に適しているとは言えません。でも、ひとつひとつの問題をチームで協力してクリアしていく様子は、見ていてとても勇気づけられます。

 

私も改めて、自分はベルリンで何をしたいのか、そしてベルリンで生活する事の何がメリットなのかを考えさせられる良い機会となりました。

 

世の中には本当に色々なライフスタイルがあるんですよね。日本に居たときは、そうは思っていても周りがみんな同じような生活しかしていないので、他人事にしか思えませんでした。

 

でも、こうやって自分がドイツに来てみるとそれがもっと身近に感じられます。

そして、私が感じたことがみなさんにとっても同じように、身近なことに感じてもらえたら嬉しい限りです。

 

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