私がライプツィヒに引越し、またベルリンへ戻った理由。

ベルリンへ戻ったスパイス

wasabi( wasabi_nomadik)です。

 

インスタのストーリーを見てくださっている方はもうなんとなく気づいていたかもしれませんが、約1年住んだライプツィヒを離れてベルリンへ戻りました!

 

「え、そもそもwasabiってライプツィヒにいたの?」という方も多いかもしれません。

うちのブログは「ベルリン」というキーワードの方が圧倒的に強く、検索で私のことを知る人からは「今度ベルリンに行くので会ってください」などなどお問い合わせを通じて言われまくっていたので(笑)

 

そもそもなんで私がライプツィヒに引っ越したのか、その理由はこちらの過去記事をぜひ読んでいただくとして、今回はどうして私がベルリンへ戻ってきたのかを1年間ベルリンの外に住んだ実体験を元に独断で語らせてもらいます。

 

ライプツィヒは本当に第二のベルリンだったのか?

ライプツィヒが注目されている理由。それは、ベルリンの住宅状況が逼迫していることや、都市から離れたオルタナティブな生き方を探す人がベルリンよりさらに安くゆったりした生活を求めてどんどんライプツィヒに人が流れているということで注目を集めています。

 

ニューヨークタイムズはじめ、欧米メディアを中心にライプツィヒは「新しいベルリン」や「第二のベルリン」というキャッチコピーとともに話題性を呼び、「第二次ヨーロッパ移住ブーム」を起こそうとする動きがありました。

 

私は以前、過去記事でも書きましたが「ライプツィヒは第二のベルリンではない」と結論づけています。この情報を書いている人はあまりいないので私が声を大にして言いたいのですが、さまざまな面で、ベルリンと同じ環境をライプツィヒに求めることはできないと思います。2つの都市は、まったく違う場所と思った方が良いです。

 

ライプツィヒで得ることができたもの

私がライプツィヒに引っ越した理由はいろいろありますが、1年間住んだベルリンで、英語だらけの環境に身を置き続けることに限界を感じたことが自分のなかで1番大きな要素です。

 

インターナショナルな環境がベルリンの良さですが、「これから自分はドイツにずっと住んでいくのか?いきたいのか?だとしたらなんで英語ばっか喋っているんだ?」という違和感が自分の中で日々大きくなっていました。お店でも英語、友達とも英語、たまにドイツ語で喋りかけられるとビクビクしてしまう…こういう状況に違和感があったんです。

 

だから一度、ドイツ語まみれのドイツ語圏の環境で「ドイツ語留学」したかったわけです(笑)

ライプツィヒはベルリンよりもドイツ語支配の街なので、どんなにドイツ語が下手でも英語で喋ってくれる人はあまりいません。旅行で訪れたとき、ここにいればドイツ語が伸びるな〜と思ったので引っ越してみたというわけ。

 

結果として、ライプツィヒではドイツ語オンリーの生活を送ることができるようになってかなり自信がつきました。最初は全然しゃべれなくてバカにされたり悔しい思いもいっぱいしましたが、ドイツ語で主張する方法、ドイツ語で言いたいことを説明する方法、ドイツ語がわからないときに振る舞う方法など下手くそなりに処世術を覚えることができた感があります。

 

ドイツ語は本当にまだまだのレベルですが、1年前はまったく想像もできなかったようなこともできるように。先日はIT系のカンファレンスでドイツ語でプレゼンをしましたし、下手くそなくせにドイツ語のポッドキャストにインタビュー出演もさせていただきました。すごい緊張しましたけどね。

 

カンファレンス
ブログマーケティングについてスピーチ。

 

これを突破口に、今後もドイツ語の生活を続けていけるようになったと思います。

ライプツィヒでは、ベルリンでは体験することのできなかったもっと「ドイツらしい」文化や習慣、考え方を実際に見聞することができたので私にとってドイツという国への理解を深めるとても良い経験でした。

 

1つ勘違いして欲しくないのは、工夫すればベルリンでももちろんドイツ語が学べるし、ドイツ語で生活をしていくことは可能です。

 

ただ、私のようにいきなりフリーランサーとして仕事を現地で始めた場合、最初は基盤を作っていくためにどうしてもコミュニケーションが便利な英語中心になってしまうという背景があります。まずは仕事が回らないと、死活問題ですから。働きながら学校に行くのもなかなか難しかったのです。

 

外国人のフリーランサーにとって生きやすいのは圧倒的にベルリン

1年ベルリン、1年ライプツィヒに住んでみて思ったことです。ベルリンにいる人はよく「ベルリン良いよ〜、ベルリン最高だよ〜」と言いますが、これはベルリンの外に住んだことのある身、とくにフリーランサーの身からしても間違っていないと思います。

 

まずベルリンは圧倒的にビザが取りやすい。

私はライプツィヒでビザ更新をしたのですが、結局半年以上待たされることになってしまいました。そして、実は今も結果が出ていません。

 

私は必要な書類をすべて完璧に揃えて出したのですが、日本のクライアントと仕事をしていることが理由で審査に時間がかかっていると言われました。ライプツィヒはベルリンと比べると外国人の数もフリーランサーの数も少ないので、対応に慣れていないことも一理あると思います。

 

これは自分にとってかなりのリスクなので、取れるかどうかわからないビザを待たないでベルリンへ引っ越してしまおうということで戻ってきたのも大きな理由です。なので、ベルリンでビザを再申請する予定です。

 

そして、ビジネス的にもライプツィヒよりもベルリンの方が雇用機会も多いですし、いろいろなチャンスがつかみやすい&シナジーも生まれやすいので拠点をベルリンに移した方が良いという判断に至りました。

 

海外に行くことが多いので、近隣ヨーロッパに飛べる空港がベルリンに複数あることもかなり重要なポイント。

 

もちろん何をするかにもよりますが、私のようにあちこち移動したり新しいことに挑戦しまくっている人にとってはベルリンの方がなにかと相性が良いと思います。

 

そしてベルリンはやっぱり、新しいことを受け入れる基盤があるし、新しいことに挑戦する人を応援する気質があると感じました。

 

そして、フリーランスはじめ、個人のプロジェクトなどもきちんと1つのおもしろいアイデアとして対等に見てくれる感じがあります。だから、フリーランサーは居心地が良い。

 

ライプツィヒをおすすめできるのは、費用を安く抑えて静かに制作に集中したい人や、大都会よりもこじんまりとした街が好き、ドイツの伝統的な文化を重んじ、楽しみたいという人かな、と思います。

 

1年ぶりに帰ってきたベルリンの景色

wasabi

というわけでライプツィヒでの経験を終えてから1年ぶりに帰ってきたベルリンは、全然違って見えています。まず、ドイツ語も英語もできるという無敵感がハンパないです。

 

昨日は屋外のカフェで友達と喋っていたらお年寄りグループに「声がうるさいから静かにして」と文句を言われたのですが、ドイツ語で状況を説明したら一気に態度が変わって、最終的に握手を求められました(笑)

 

やっぱりドイツ語が話せると、ドイツ人の心に一歩近くことができる気がします。

ベルリンは英語だけでもやっていける。これは事実。

 

でも、長期的にここに住むことを考えている人はドイツ語を学んだ方がきっと、「ここに定着する理由」みたいなものを見つけられると思う。そんなことを感じました。

 

ただいま、ベルリン。

 

というわけで、これからまたベルリンをベースに頑張っていきますので今後ともwasabiをどうぞよろしくお願いいたします!

 

Photo by Ryota Abe

Designed by Rio Arai

“私がライプツィヒに引越し、またベルリンへ戻った理由。” への 1 件のフィードバック

  1. 住みたいと思う国の言語の習得は当然必要だと思いますが、それでもやはりある程度英語は話せないと大変ですよね。多くの外国人が生活しているドイツなら尚更じゃないでしょうか?
    語学学習という面から考えてみると、英語が習得できている状態から、現地の母国語を学ぶという順番は、WASABIさんの例のように比較的やりやすいと思いますが、逆に現地の母国語が習得できている状態から英語を学ぼうとすると、案外英語を使わなくても済むという環境ができあがっているので、前者よりも少々難しいように思われます。

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