wasabiのたわごと〜ベルリンの紅葉とドイツの冬の過ごし方

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皆さんこんにちは ベルリンの秋をたのしんでいるwasabi( wasabi_nomadik)です。
夜までのように明るかったベルリンも嘘のように日が短くなり、東京の真冬のような天気になることもしばしばです。

夏は屋外のテラス席でのびのびとしていたドイツ人たちも、さすがに屋外に避難しているようでカフェに行っても テラス席にはあまり人がおらず、なんだかちょっと寂しい気もします。

最近は雨続きだったのですが、昨日今日はとてもいい天気に恵まれ、 久々に近所を歩きまわってみると木々が すっかり紅葉を迎えていました。

 

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せっかくのいいお天気だったので家からバスで10分ところにあるBoxhagner Platz の フードマーケットへ。 マーケットでトルコのトルティーヤラップを買い、 公園をぶらぶらして読書のお供にケーキを買って帰りました。

寒い天気が嫌いという人は多いですが、私はどちらかというと暑い天気よりも寒い天気の方が好きです。

常に物事を考えていたい私にとって、あまりに暑すぎると思考が止まってしまうからです。

今年は私にとって初めてのドイツの冬となりますが、 思うのはドイツは季節をとおして生活のメリハリがしっかりしているなぁということです。
みんな夏は思いっきり太陽 を礼讃し、 屋外へ出て 暖かい気候を満喫します。 湖に遊びに行ったり、公園で日光浴したり、この季節でしかできないことをするんですね。
一方 冬になると 家で静かに映画や本などを楽しんだり、創作活動に集中する人が増えます。

家にこもって一人の時間が増えるという事は自分と対話する時間が増えるということです。ドイツ人に思慮深い人が多いのは ドイツの天気とライフスタイルが関係しているのかもしれないとも思います。

 

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私は人と会うのも大好きですが、ひとりの時間もすごく大切なので、季節に合わせて美味しいとこ取りできるこのライフスタイルがとても気に入っています。
ちょうど私がドイツにやって来たのは今年の4月。 色々な人と出会う機会に恵まれ、こんなに短期間なのにすでにドイツの事が大好きになりました。 たくさんの人に触れ合い、パワーをもらったらそれを生かして、次は自分のやりたい事をアウトプットしたり、ずっと観たかった映画や本を読んで思う存分インプットする時期です。

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いちょうの木が金色に色づき、 美しいカーペットが作られた石畳の上を手を取り合いながら二人で歩く老夫婦。 ゆっくりゆっくりと歩みを進めて、 ふと立ち止まったかと思うと二人でにっこり顔を見合わせ、 ひらひらと舞い落ちる葉っぱを見つめていました。

その映画のように美しい光景を見ながら 私は心底癒されるとともに、とても不思議な気持ちになります。
こんな素晴らしい景色の中で、自分が生活していることが不思議でたまらないのです。

なぜなら ここにくるまで私は本当に色々なことがありました。

まだこのブログには あまり書いていませんが自分の存在を全否定されるような絶望的な気持ちになって精神的に病んだこともありますし、立ち直れないほど人に傷つけられたこともあります。
自分の周りや世の中の人すべてが信じられなかった時期もあります。

その時に 私が見ていた世界と今私が見ている世界はまったくの別物なのに、そこに 明確な境界線はなく全てが線でつながっています。
人間は良いことよりも悪いことのほうよく覚えている傾向があります。
皮肉なことに、誰かに優しくしてもらった経験よりも誰かに意地悪された経験の方が心に残るのです。

世の中は完全なるカオス状態でひどく醜い悪意や弱さ、憎しみと献身的な愛や善意すべてがごちゃまぜになって共存しています。

 

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悪や憎しみはセンセーショナルで 人々の関心を引きます。ついつい悪い事ばかりに目が行きがちですが、同時に人生には素晴らしく美しいこともあることを忘れてはいけないと思います。

これは悪いことを忘れて、見ないふりをして 無理矢理ポジティブに考えるのとは違います。

人生の態度として、もし自分が心ない誰かの悪意や憎しみに3日間悩むのであれば、それはそれでいいのです。でも、同じくらい 自分の身の回りに起きた小さな善意や愛に注目するべきだと思うのです。
人間は二つのことを同時に認識できません。世界は無限に開かれているのに人は有限な見方でしか世界を認識できません 。だからこそ自分が生活の中で何に注目するかが自分の世界を作っていきます 。

 

オルタナティブな考え方というのは何も新しいことを生み出すことではなくて、生活の中で何に注目するかを選択することで気がつけるものだと思います。って、紅葉全然関係なくなっちゃいましたが。

 

もっと文章について考える時間が増える、これからの冬。
オルタナティブな視点 や究極の意味で物事の境界線をなくす視点を提示できるような、そんな文章を書いていけたらいいなと思う今日この頃です。

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